ディオール、ランコムetc. 美容家・石井美保さんがグッときた2022年のブライトニング・UV6選

今年も「ブライトニング・UVグランプリ」を開催！ 審査員の一人である石井美保さんに、今季のイチオシを教えていただきました。

ブライトニングは「マルチにケア」がNEWスタンダード
シミだけでなく肌あれ、シワ、たるみまで。マルチにアプローチするアイテムが目立つ今年。
「これまで多くの方が悩み別に2つ以上の美容液を重ねていたと思うので、1本でシミ+αのケアができるのは、誰もが忙しい今のニーズに合っていると思う。
ディオール プレステージの乳液は肌の透明感が上がるだけでなく、なめらかでツルツルになるなど、さらなる喜びが。肌をほぐしてコスメが『効く』肌にする乳液の大切さをずっと言ってきた私にとって、美容液級の手応えまでもたらすこれは見逃せません。
そして『すごい！』と驚いたのがランコムのトリプルセラム。ボトル構造も感心したし、1回でシミ、シワ、たるみ美容液3本分を叶えることに感動。違うブランドのものを一緒に使うより、ひとつの考え方のもとで3本分というのが信頼できて、効果実感も高い！
またクレ･ド･ポー ボーテのセラムは使用感がよく、美白は短期間で手応えを得にくい中、すぐに肌のハリや明るさを感じられるので、続ける気が湧くところが多くの方に刺さるんじゃないでしょうか」

UVは「毎日使いたくなる」がいちばん大切
UVは「あらゆる環境ダメージから守ることも、トーンアップも当たり前になった感がある」という石井さん。
「そんな中、KANEBOの日中用美容液は紫外線吸収剤を極力控えながら、高ブロック値を維持する新技術がありがたい。塗り心地が本当に気持ちよく、潤い美容液そのものの感覚で使えます。心地よさでは、アンプリチュードもとてもいい。薄膜で軽やかでサラッとしているので、これからの季節、ベタつくのが苦手な人には特におすすめです。
手頃なUVの中では、毎年カネボウのアリィーのアプローチが優秀で注目していますが、今年は『環境を汚さない』ことに注力。使用感をはじめ総合的にもやはり好きです。
UVとして目指すゴールにどの製品もが限りなく近づいた今年。毎日使うべきものだけに、それぞれに自分が求めることを踏まえながら、選ぶ指針は結局『毎日手が伸び、使いたいと感じる』ことに尽きると思っています」

MAQUIA5月号
撮影／大原敏政〈aosora〉（物）　天日恵美子（石井さん）　ヘア／宮本由梨（石井さん分）　スタイリスト／青木宏予　取材・文／巽 香　構成／髙橋美智子（MAQUIA）

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