知っていますか? 美しい歩き方は、体のシルエットを引き締め2~3㎏はやせて見えるようにしてくれるんです!! 今回は「MAQUIA」3月号から、姿勢賢人の仁香さんが解説する正しい歩き方の基本をお届けします。
仁香さん
『STORY』レギュラーモデルを務めるほか、姿勢&ウォーキングアドバイザーとしても活躍。著書に『この習慣で美人になれる』がある。
全身の筋肉を使って歩けば見た目がスッキリ!
2年前まで極度の猫背だった仁香さん。正しいフォームで歩くようにしてから、自然と美姿勢に!「正しい姿勢を保つために必要な背筋、腹筋など、体幹部の筋肉が鍛えられるので、美姿勢をキープしやすくなります。また全身の筋肉をしっかり使って歩くと、シルエットが引き締まって見えます。大げさでなく2、3キロ痩せて見えますよ」仁香流ウォーキングの最大のポイントは「親指と人差し指の間に重心をかけるようにする」こと。「内側重心で歩くことで、O脚を予防しつつ、脚の外側の張りや脂肪をケアします。同時に、内転筋(太ももの内側にある筋肉)が鍛えられるため、太もものお肉がすっきり。美脚も手に入ります♪」
基本
美しい歩き方の基本
全身の筋肉を正しく使う、ウォーキングの基本を伝授。 フォームを覚えたら、200歩を目安に歩いてみよう!
【FRONT】
鼻とおへそを結んだ線が、床と垂直になるように立つ。
【SIDE】
お尻の穴をキュッと締め、耳、肩、ひじ、中指、くるぶしが一直線になるように立つ。
1 前に出したほうの足は、かかとから着地する。その時、指をしっかり立ててふくらはぎを伸ばすとGood !
足のつき方に注意
2 親指側から地面をつかんで、重心を足裏の真ん中から親指と人差し指の間へ移動する。
3 後ろの脚のかかとを蹴り上げて、重心を完全に前の脚にのせる。そのまままた後ろの脚を前に出して、①〜③をくり返す。
Check!
お尻〜太ももの後ろ側を伸ばす
脂肪がつきやすいお尻や太ももの裏側(ハムストリングス)がストレッチされてすっきり美脚に!
ハイヒールで美しく歩くコツ
1足首は大きく返さず、土踏まずからそっと着地する。かかとから着地すると、転倒しやすいので注意!
かかとからつくとキケン!
2ひざを曲げて歩くのはブサイク!前に出した足に自然に体重を移動させ、ひざはまっすぐ伸ばして。
脂肪燃焼効果をより高めたいなら
Check!
胸を開いて背筋を伸ばす
上体が崩れないよう注意するのが、効果アップのポイント! 胸を開くことで猫背歩きも解消。
肩甲骨を引き寄せる
ひじを後ろに引いて、肩甲骨を内側(背骨側)に寄せるだけ。全身の代謝がみるみるアップ!
ひじは直角にキープする!
手は軽く握り、ひじを直角に曲げる。肩から動かすイメージで、腕を大きく前後に振る。
歩幅を広くして大股で歩く
普段より半歩分ほど大きく歩く。太ももの筋肉を効率よく使うことができるため、足痩せにも!
「MAQUIA」3月号
撮 影/玉置順子〈t.cube〉(モデル) 藤澤由加(仁香さん・物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three Peace〉(モデル) 林 由香里〈ROI〉(仁香さん) スタイリスト/中村美保(モデル) 阪本幸恵(仁香さん) モデル/泉 はる(ノンノモデル) 依吹 怜 取材・文/平田桃子〈verb〉 構成/清田恵美子(MAQUIA) 撮影協力/アワビーズ
【MAQUIA3月号☆好評発売中】