顔筋整骨エクササイズ第3弾! 疲れ目、たるみ、シワに効く! 顔筋整骨エクササイズ【オフィスでできるマッサージ編】を「MAQUIA」12月号からお届けします。
オフィスでもOK美点マッサージ
東洋のツボとは違う、現代人のためのツボを刺激
交通機関やPCの発達によって昔とは明らかに筋肉を使わなくなった現代人。生活習慣が変化することで凝りや滞りやすい場所も変わったため、これまでのツボに比べてポイントが数㎜ズレています。これを“美点”と命名。美点マッサージは、皮膚の弾力を取り戻し、動かなくなった筋肉の奥を刺激して活性化させるため現代のたるみケアに効果的。人差し指、中指、薬指の3本押しが基本だから簡単です。
美点マッサージのお約束
①引っ張りNG
②美点は垂直に4秒×2回
③いつでもどこでもOK
【基本①】
滞りの原点をほぐす
老廃物がきちんと流れるよう下水管的な存在の首の三角部分をほぐす。耳下から鎖骨へ、4カ所押す。
【基本②】
頬骨下美点で流れやすく
頬骨下のくぼみに第二関節をあて、押し込むようにプッシュ。顔全体を支える筋肉を刺激し弾力をアップ。
目~頭皮の凝りをほぐす
眉尻を支点に3指を置き、小さな円を描くように圧をかける。こめかみ、目尻を支点にして同様に行う。
目の下のたるみ
長時間にわたるスマホとのにらめっこで目周りの筋肉はガチガチ。これをほぐすのが目周りにある美点。頭の重さを利用し、指がグーッと入り込む感覚があればOK。爪が長ければ第2関節で行って。
流れの始点である“目頭美点”をほぐす
机の上にひじをつき、目頭のくぼみに中指がグーッと入る部分(目頭美点)をプッシュ。目周りの巡りがよくなる。
“目の上美点”で視界クリア
机にひじをついたまま、眉下のアイホールのくぼみに3点ある目の上美点を押す。これだけで目の前が明るくなる。
“ 目の下美点”で疲れ顔を払拭
目の下のアイホールに指をかけるイメージでグーッと押す。ただし、痛いと感じるのはNG。気持ちいい圧を心がけて。
ほうれい線
ほうれい線の上がたるむことでより深く見えるため、頬の弾力を取り戻すよう、ほうれい線の上側をしっかりと刺激。使わなくなった頬の筋肉を活性化させ、引き上げます。
ゆるんでかぶさったほうれい線の上側を押す
指の丸みを使い、ほうれい線の上側2~3㎜を押し、筋肉を刺激して活性化。ほうれい線部分は押さないように。
あごのもたつき
脂肪の蓄積だけでなく、やせていても筋力や姿勢の悪さからもモタつくあご。脂肪は固いままでは落ちにくいため、あごの骨を指で挟んで刺激しながら耳下腺まで流すのがコツ。
指であごの骨をはさみ、フェイスラインを引き上げ
あご下中央美点を起点に、耳下腺に向かって左右へリフトアップ。耳下まで押し流すようにするのがポイント。
MAQUIA12月号
撮影/藤澤由加(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/コンイルミ〈ROI〉 スタイリスト/森 由美江 モデル/滝元吏紗(マキアビューティズ) 構成・文/藤井優美〈dis-moi〉 企画/木下理恵(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】
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