とにかくメイクが大好き! だからこそ、それをずっと楽しむためのスキンケアは欠かせないと言う美容ジャーナリストの天野佳代子さんに、パーツ別のお手入れを教えてもらいました。
メイクが好きなあなたにこそ伝えたい!
天野佳代子さん流
「ずっとメイクが似合う」ための
エイジングケア
メイクが映えるパーツケアのポイント
ほんのり天然ピンクな【頬】
「チークが映える血色感とツヤが出るよう、血行を促します。肌全体を持ち上げて、頬の位置を上げることも重要」
シェーディング要らずの【フェイスライン】
「シェーディングメイクは、大人になるほどやつれて見えがち。自力で引き上がったラインを保ちたいです」
どんなアイカラーも密着する【目元】
「まぶたが乾くと、アイシャドウによっては密着せず、好きな色を楽しめないことも。保湿は重要ですね」
リップカラーがシワに溜まらない【唇】
「唇はしぼんでシワシワになってくるので、こまめに保湿して、ふっくらなめらかに整えることが大切」
メイクをずっと楽しむには、
このエイジングケアが必須!
今すぐ実践できるテクも満載。今日から取り入れてパーツを磨こう。
【フェイスライン】のもたつきは
手グセでシャープに引き上げ
「化粧水でも何でも、スキンケアをなじませるときは、ソファの背にもたれて顔を上げ、軽いマッサージで肌を引き上げます。もう10年以上続けていますが、手グセって本当に大事。コツコツ努力を重ねたおかげか、もたつきのないフェイスラインを保てています」
マッサージに最適な質感
ハリ感へ多角的にアプローチできる。トータルV ファーミング クリーム 50g ¥11000/エリクシール
コスメをなじませるときのテク
(1)アゴの裏を耳元まで指でなぞる。
(2)アゴからこめかみまで引き上げ。
【頬】は炭酸で血色感をアップ
「朝はエストの炭酸コスメで顔を洗い、ソフィーナ iPの炭酸の土台美容液を使用。Wの炭酸力で血流を促します。肌は血行力が上がればすべて整う、というのが私の信条。天然のチークである血色感が出るし、肌の透明感を高める美白コスメの浸透力も高まります」
炭酸泡で美肌の土台を育みます
(右)100%炭酸泡で洗う。エスト AC ピュリファイ マッサージウォッシュ 170g ¥4950、(左)毛穴より小さな炭酸泡が角層をケア。ソフィーナ iP ベースケア セラム<土台美容液> 90g ¥5500(編集部調べ)/花王
炭酸コスメをなじませたあとは、放置してじっくり浸透させる。血流がじわじわアップするのを実感。
【唇】ケアコスメは肌身離さず持ち歩く
「昔は唇が厚いのが悩みでしたが、加齢に伴い薄くなってきた今は、ボリュームを出すためこまめに保湿しています。日中はポケットにリップケア用のクリームやバームを携帯。食事中はテーブルにコスメを置いておき、食べ終わったらすかさずなじませています」
「食事のあとは必ず保湿!」
リップケアコスメは、唇を横にのばしてシワの中まで入れ込む。プラス、唇の輪郭より広く塗ること。
【目元】はメイクオフと保湿ケアを徹底
「金銭的余裕のない20代から、目元だけはリッチな専用コスメでケアしていたので、どんなアイカラーもキレイに発色する、しっとり目元をキープできています。朝はメイクの邪魔にならないサラリとしたセラム、夜はセラムに加えてこっくりバームやクリームも重ねて」
1本で朝も夜もケアできるから便利
セラム×バームのWエンド。ブライトエイジ アイゾーン ダブルリバイタライザー ¥7150/第一三共ヘルスケア
色素沈着を防ぐためにメイクオフも重視。まつ毛の間は、先が大きなシャワー綿棒を活用。
アイケアコスメは薬指でなじませる。上下まぶたをぐるりと、軽くトントン叩きながら。
まぶたを鍛えてたるみを阻止!
目を同じ方向にぐるぐる回して、眼輪筋をトレーニング。
MAQUIA 5月号
撮影/天日恵美子(人物) 河野 望(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/カドワキジュン子〈impress +〉 取材・文/森山和子 企画/萩原有紀(MAQUIA)
(写真1枚目)ブラウス ¥57200/ヨシエ イナバ ピアス ¥19800、リング ¥12100/ウノアエレ ジャパン(ワンエーアールバイウノアエレ)
(写真2枚目)カットソー ¥26400/チェルキ(パクィート)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。