圧倒的な知識と努力に裏付けされた美しさでビューティ界を照らし続ける石井美保さんと君島十和子さんが、今美容に対して思うこととは。お互いだからこそ打ち明けられた、本音の数々をお見逃しなく!
石井美保×君島十和子
肌って本気で面白い!宣言
気になること、思いきって聞きました!
美の権化のお二人の“ここだけ!”な美容本音トーク
まだまだ綺麗になりたい欲はある?
石井 今でもやっぱり“綺麗になること”が美容の最大のモチベーションですね。でも若く見せたい訳ではなくて、肌や骨格を含めて“自分史上いちばん綺麗な状態”を常に目指していたいんです。
君島 私も今の年齢で目指せる、もっとも生き生きした状態に近づけることが目標。最近は頭皮ケアに力を入れているのですが、筋肉に支えられていない“帽状腱膜”という部分をいかにリフトアップするかで顔の印象がガラッと変わるんです。今愛用中のデンキバリブラシは、説明会で右側だけ試してみたら反対側もやらないと帰れないくらい顔が上がって(笑)。あまりの効果に驚きました。
石井 シンメトリーな十和子さんに左右差が!(笑) 私は40代になってから、たるみ予防で表情筋のトレーニングを強化。人が見ていないところでも笑顔で表情を固定する“ニッコリ固め”を続けていたら、顔に立体感が出てきたんです。
君島 立体感で顔の見え方が変わりますよね。美保さんのように細胞が生き生きしている時から筋肉を鍛えていたら、すごく効果があると思う。
石井 パーツにこだわるよりも立体的に見える方が印象や存在が際立つと気づいたので、最近はそちらに力を入れています。顔は生まれつきのもので変えられないと思いがちだけれど、私の場合は5年かけて表情筋を鍛え続けた結果、口横にあったクッキリした線も大分薄くなったんですよ。
君島 コツコツ続けることがやっぱり一番大事!
石井 肌も摩擦レスなケアや紫外線対策を地道に続けていたら、30代の頃よりも調子が良くなって。このまま継続して、ファンデーションを塗らなくてもいい肌になるのが今後の目標です!
“リフトアップが瞬時に叶う頭皮ケアの必需品” By Towako
エレクトロン デンキバリブラシ®2.0+ボディ ¥217800(ボディ アタッチメント、ローション付き)/GMコーポレーション
ぶっちゃけ、美容に飽きてしまうことはないですか?
君島 飽きるどころか、年齢を重ねるほどに美容が楽しくなっています。若い頃は、ハリを高める美容液を使っても良さがわからなかったんですよ。でも肌の弾力が失われてきた今は、確実にハリやリフトアップの変化が感じられる。なので、スキンケアをするたびにウキウキが止まらないんです。
石井 すごくわかります! 私は化粧品が持つ無限の可能性に面白さを感じるんですよ。毎年とんでもない数の化粧品が発売されるけれど、成分の配合やテクスチャーが全く同じ製品は一つもない。“さすがに出尽くしたでしょ”と思った頃に、衝撃的な新機能を持つものが現れるんです。最近で言えば、オイデルミンのリニューアルにもときめきましたね。“高機能な化粧水がすっかり出揃った中、今までになかったものがまだ出せるんだ!”と驚きました。
君島 たしかに。以前はメガメーカーの化粧品って世界観や物語を重視する感じがあったけれど、コロナを経た現在は、成分や機能に対してより全力を振り絞っているように感じます。個人的にすごく手応えを感じたのが、シャネルのサブリマージュの美容液。時代に合った製品だし、エイジングケアとして期待通りの効果が現れてテンションが上がりました。
石井 あれは本当に良かった! でも化粧品を作る側の方のことを考えると、常に進化を続けるのは大変だろうなと思っちゃいます。
君島 入れたい成分を全部入れたらいい化粧品になる訳ではないんですよね。私も自社で開発する時にそこで悩みますし、製品化をやめたものも山のようにあります。
石井 その難しさがわかるので、私は今のところ新たな化粧品の開発は考えていないんです。サプリメントは作ったけれど、化粧品はメーカーさんにお任せしようと。
君島 作るのは大変ですが、やっぱり私は化粧品が大好きなんですよね。肌の状態が上がるとそれだけで1日気分良く過ごせるし、機嫌がいいと周りの人も心地良くいられるはず。そういう意味では、美容は自分のためだけで完結するものではなくて、周囲にもいい影響を与えてくれるものなんじゃないかなって思っているんです。
最近二人がときめいた高機能コスメ
“期待通りのハリ感で加齢の肌悩みを払拭” By Towako
「老化細胞の働きを抑制し再生を促す、最新アプローチに驚き」サブリマージュ レクストレ ドゥ ユイル 15ml ¥79200/シャネル
“超ロングセラー製品の革新的な進化に脱帽!” By Miho
「120年余の歴史を誇る化粧水が劇的進化」オイデルミン エッセンスローション 145ml ¥9680/SHISEIDO(3月1日発売)
MAQUIA4月号
撮影/岡本 俊〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉(君島さん) ヘア/Rur〈i air〉(石井さん) スタイリスト/江島モモ(君島さん) 青木宏予(石井さん) 取材・文/真島絵麻里 構成/火箱奈央(MAQUIA)
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最終更新日: