スキンケアの基本は「落とす」ことから。水井真理子さんが、基本の洗顔について守ってほしい4原則を教えます。早速見直してみて!
すべては「落とす」から始まる!
クレンジング&洗顔で美肌の土台づくり
正しく落として肌をリラックス&リセット!
メイクはもちろん、ホコリや花粉など1日の汚れが付着して重たくなった肌は一刻も早くクレンジングで解放を。落として心身ともにリラックスすれば、肌の機能もアップ!
マキア歴8カ月。美容のマニアックな面白さに目覚め、自身のケアも大アップデート中。
基本の洗顔
水井流 見直しポイント
水井さんいわく、泡洗顔に要する時間はほんの30秒。短い時間だからこそ、その効果を最大限に引き出す要をきっちり押さえること。必ず守るべき4原則はこちら!
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泡立ての極意は少しずつぬるま湯を足すこと
手のひらでお茶を点てる感覚でふわ泡に
「ぬるま湯を加えたら、指を立ててお茶を点てるような感じで素早く混ぜます。再び少しぬるま湯を足し、また泡立てる……と繰り返せば、ふわふわの泡に。皮脂が奪われるからと水を使う方もいますが、泡立ちもいいので私はぬるま湯がおすすめ。もちろん熱いお湯はNGです!」
ここが目ウロコ!
泡立てが苦手だったのですが、少しずつぬるま湯を加えたらすぐにモコモコ泡に!(編集T)
順番も大事! 皮脂の多いゾーンから
あまり考えず頬から伸ばすと乾燥のモトに!
「頬の乾燥が目立つ方にうかがうと、洗顔料をいきなり頬にのせているケースが多いもの。皮脂が多い部分ファーストで洗って。まずは額、鼻、あご先、それから頬、最後に目元の順で。乾きやすいパーツに洗顔料がのっている時間をなるべく短くするのが正解」
ここが目ウロコ!
何も考えず、真っ先に泡をのせていましたが、この順で洗うと額や小鼻周りもスッキリしつつ乾燥しづらい。(編集T)
すすぎは最低10回
手に溜めたぬるま湯で生え際まできちんとすすぐ
「体温に近い35℃くらいのぬるま湯を、パシャパシャと最低10回はかけてすすいでください。夜の洗顔をお風呂のシャワーで流すのは、温度が高いし圧も強いので絶対NG! シャワーのお湯を使うなら、一度手のひらに受けて溜めてからすすげば、温度もわかるし不要な圧をかけずに済みます」
ここが目ウロコ!
すすぐ回数やシャワーの圧なんて考えたこともなかった……肌って本当に繊細なんですね。(編集T)
水分はふわっと押さえるべし
ゴシゴシは肌を傷めることに。水気をタオルに「移す」感覚で
「洗顔後の肌はバリア機能が弱くなっているので、とことん優しく扱うこと。顔に残った水分を“拭く”ではなくタオルをふわっと優しく押し当てて“移す”が鉄則です。どんなに高級なタオルでも、こすったら刺激になります。洗顔後のまっさらな肌に当てるので、もちろん清潔なタオルで」
ここが目ウロコ!
タオルを「押し当てる」だけでも、水分は取れるんですね。刺激レスで気持ちいい〜。(編集T)
MAQUIA 4月号
撮影/中島 洸〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/金山礼子 モデル/Yuki(マキアビューティズ) 構成・文/高見沢里子 企画/髙橋里佳(MAQUIA)
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