圧巻の白肌をキープしている奇跡の50代、君島十和子さん。たゆみない努力と勉強を続け、美容成分や食についても研究者並みの知識が。その一端をマキア読者におすそ分け！
マニアックな十和子さんがディープに解説
“攻め”の美容成分これに注目！
モデル・俳優を経て結婚を機に引退し、自身のブランド「FTC」をスタート。豊富な知識と持ち前の探究心で多くのファンを抱える。
「知る」は武器。昔からのオタク気質でキレイを格上げ
開発者を質問攻めにする
マインドが、美の秘訣
ご自身でコスメを開発しているため、コスメはパッケージから成分表示、ポンプの種類までくまなくチェックするという十和子さん。
「市販の化粧品はもちろんですが、海外で人気のコスメ、院内処方のコスメなどもチェックします。たとえばシスペラなどが典型ですが、新規成分はお医者様の指導が必要な院内処方ものに配合され、次第に広がって汎用されることが多いもの。その過程でトラブルが起きず、安定供給されている“攻めの成分”が狙い目ですね」
開発者やドクターとの意見交換もしょっちゅうなので「勉強しないと会話にならない」とストイックに学ぶ姿勢は感動もの。知識を武器に磨いた肌は、56歳の今も揺らがずピカピカの美しさ！
episode1
棚一段にギッシリとコスメの外箱を収納
かつては全成分表示が記載されている外箱を、本棚1段にギッシリ保存していたそう。「今はスマホで簡単に全成分が見られるいい時代。気になる製品の表示は必ずチェックし、情報としてインプット」
episode2
幼少期から理科が好き。
迷わず化学と生物を選択
「子どもの頃から図画工作や音楽、それに理科が好きでした」と十和子さん。元素記号や化学式を見るとワクワクするタイプだったとか。美容成分の話も、開発者に食らいついて学ぶのが楽しいそう。
episode3
おじさま集団に紅一点。
エキスポで目立ちまくり
30歳にして自身のコスメを開発することに｡「400社が集う原料の展示会に行くと、当時は女性来場者は珍しくおじさまばかり。成分や器具、抽出法について聞いていたら不思議がられました（笑）」
“内からキレイ”を実践する十和子流インナーケア
メリットしかない！
食で美肌も健康もGET
おやつもすべて手作りという自然派のお母様のもとで育った十和子さん。食を大切にする意識が高まり、インナーケアを大切にしてきたそう。「旬の野菜や果物、それに良質なタンパク質はたっぷり摂ります。腸内環境は見た目の美しさにも健康にもつながるので、食物繊維が豊富な食材や発酵食品も欠かさず、サプリも活用しています」。そんな十和子さんおすすめのインナーケア成分がこちら！
Check1：ヒハツ（Long Pepper）
ヘルシーな血色感は毛細血管ケアで育む
「体内の血管の99％を占める毛細血管を健やかに保てば、肌も髪も、内臓も元気に。沖縄の島胡椒由来のヒハツエキスは細胞を活性化して、潤いを巡らせてくれます」
巡りをサポートするヒハツに、腸内環境を整えるスマート乳酸菌もプラス。美白ケアの定番。ホワイト チャージ 90粒 ¥6480／FTC
Check2：乳酸菌K-1（Lactic Acid Bacteria K-1）
血をキレイにするファーストステップ
「腸内環境が整っている人ほど肌がキレイなので、日々の腸活は欠かしません。食事に加え、セラミド産生力が高いといわれる乳酸菌K-1などサプリで万全のケアに」
肌の乾燥や便秘に悩む人にぴったり。1粒に乳酸菌K-1を1000億個も配合。スキンモイストキープ 30粒 ¥4320／アムリターラ
Check3：ミヤリサン（Myyarisan）
大腸のエネルギーを生む酪酸菌
「腸活というと乳酸菌が注目されがちですが、ミヤリサンなど酪酸菌が作る短鎖脂肪酸には、腸内を弱酸性に保つ働きが。善玉菌が増える、ミネラルの吸収率が上がるなどいいことずくめ」
MAQUIA 12月号
撮影／天日恵美子 ヘア＆メイク／黒田啓蔵〈Iris〉 スタイリスト／江島モモ〈EOPLUS〉 イラスト／白ふくろう舎 取材・文／高見沢里子 構成／髙橋美智子（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
