美容界のミューズ、田中みな実さんが読者のお悩み&疑問にアンサー。美容に対するこだわりや考え方をぜひ参考にして!

田中みな実 美肌 

私らしさは肌に宿るから

美肌のためにできること、全部!

生き生きしてる、幸せそう、品がある。人が醸し出す“雰囲気”を左右するのは、やっぱり「肌」! だからこそ、自分の肌の声を聞きながら、大切に慈しんで磨いていきたい。それはきっと、“私らしさ”を好きになることにも、繋がっているはずだから。

読者の悩みに本気でアンサー!
「美肌とキレイについて、いま私が思うこと。」


Q 普通肌から美肌と言われるようになるには、
何から始めるのがおすすめ?
A 保湿と日焼け対策と睡眠。
「当たり前のようだけど、これが十分にできていれば美肌になります。断言します。私も、振り返れば、これらを意識し始めたころから肌を褒められるようになりました。「ちょっとそこまでだから、日焼け止めはいっか〜」なんて生半可な気持ちではダメ。騙されたと思って徹底的にやってみて。数カ月で変化を感じられるはず!」

Q 肌荒れしているとメイクも厚くなって、
さらに肌荒れを起こす悪循環に。
断ち切る方法としてアドバイスはありますか?

A つらいですよね。わかります!!!
勇気を出して、全顔にファンデを
塗ることをやめてみませんか?

「艶が出るトーンアップ系の下地で荒れを飛ばして、コントロールカラーで色補正、あとはコンシーラーを部分使いすれば厚塗りすることなく、荒れを目立たなくすることができるはず。こすったり、触ったりは炎症の原因になるから、気になってもなるべく触らない。あとは、信頼できる皮膚科で根本治療。繰り返す肌荒れの原因がホルモン異常で、内服薬と通院で数週間で跡形もなくキレイになったという知人も過去何人も見てきました。どうか、肌が落ち着きますように。」

Q 自分の顔や体でどうしても好きになれないパーツを、
どうしたら認められるでしょうか?

A 好きになれなくても、変えられない。
ならば魅せ方を工夫する。

「たとえば脚。私は筋肉質で短い自分の脚が嫌いです。これまで脚の痩身系エステにいくら費やしたことか! けど、脚の長さ自体、どう頑張っても変えられないんですよね。ならば、ヒップのトレーニングでお尻の位置をキュイっと上げて少しでも美脚に見えるよう努力しています。ガードルもそのひとつ。体全体のラインが美しくなってくると、脚のラインも整います。まだまだ自信は持てないけど、今ではそれほど気にならないパーツになりました。」

Q みな実さんと同い年です。
40代という新たな年代のことを
考えだす頃になってきました。
みな実さんの40代を迎えるまでの
心意気をぜひお聞かせいただきたいです!

A 考えてもしょうがないから、
今の自分を楽しみます!!

「先々のことを案じてもしょうがないので、日々のケアや生活習慣が今の自分に合っているかを丁寧に観察しながら生活しています。あとは、周りの美しい40代の先輩方に会う度「年齢を重ねるのは怖いことではない」としっかり実感できるのです。石井美保さん、神崎恵さん、先日、収録でお会いしたMEGUMIさん……。みなさん驚くほど美しく、内面から滲む魅力に圧倒されます。私たちも、そんな風になりたいね!!」

Q 高いものや人気のものを使うと、
「これは良い!」と思い込んでしまいますが、
それは自分軸での「良い」ではないような気が。
みな実さんにとって、「良い」コスメの基準はなんですか?

A 「リピートするか」
「使い続けたくなるか」
をひとつの指標に。

「話題のもの、誌面で見たもの、SNSで気になったものはすぐにポチってひと通り使ってみるけど、リピートするかどうかの判断はシビア。「なんとなくいい気がする」くらいなら別の気になったアイテムをトライしてみたくなるけど、「これはプチプチニキビが解消されて実感がある!」と思ったらストック分までリピ買い。具体的に肌にどう作用したかに私はとても敏感なので、まずはその感覚を養えるといいかもしれません。自分にもっともっと興味を持つことで、その感覚は身につく気がします。」

Q 肌の糖化が気になっています。
甘いものを摂取することも
肌ぐすみの一因だと思うのですが、
大好きでやめられません。
甘いものとはどう向き合っていますか?
A あらゆる見解があると思いますが、
私はお米や果物から摂る
糖はOKにしています。
「しょっちゅう食べなければチョコレートもOK。年に1度の人生の楽しみ『サロン・デュ・ショコラ』の時期は、肌荒れや体調不良を覚悟してでも、チョコを食べまくります(笑)。幸せなんだもん!! ただ、甘いものに依存しすぎているなら、果物に置き換えるのも手かもしれません。」

みんなの美容人生に幸あれ♡

Minami Tanaka

’86年11月23日生まれ。元TBSアナウンサー。現在はフリーのアナウンサーとしての活動のほか、女優やモデルなど多岐にわたって活躍中。本誌をはじめビューティ誌にも引っ張りだこで、美容ホリックとしても名を馳せている。

MAQUIA 4月号
撮影/吉田 崇(モデル) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini〉 スタイリスト/西野メンコ 取材・文/通山奈津子 構成/吉田百合(MAQUIA)

MAQUIA書影

MAQUIA2024年11月21日発売号

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