「MAQUIA」7月号では、解決しにくい毛穴問題のお悩みに専門家がズバッとお答え。今回は、メイクで隠しにくく毛穴落ちも発生する“開き毛穴”のお手入れ法を伝授します。
なぜ開く? なぜ詰まる? まだまだ尽きない
毛穴の悩み100問100答
常に女性の肌悩みの上位にランクインするやっかいもの、それが毛穴。なかなか解決しない毛穴問題にはどう対処すればいいのか、あらゆる角度から検証します!
メイクで隠しにくく毛穴落ちも発生
開き毛穴編
皮脂だけでなく、乾燥も毛穴を開かせる! だからこそ開き毛穴の正体をきちんと見極め、適切なケアが必要に。
Q ニキビをこじらせた大きな開き毛穴、なんとかなる?
A 瘢痕状(はんこんじょう)になった毛穴は難しい
「ニキビの化膿などでひどい炎症が起こり、繊維細胞が過剰生産されて盛り上がったのが肥厚性瘢痕。この状態や凹状にえぐれた毛穴はセルフケアでは改善が困難。キメを整えることで、目立ちにくくはなります」(水越さん)
Q 引き締めるポイントは?
A 毛穴の出口を整えながら、内部を引き締める
「開き毛穴の開口部は、カルデラ火山のように斜めにえぐれた状態。この部分の代謝を整えて巾着の口を閉じるように表面の穴を縮小しながら、真皮を引き締めて毛穴の奥の空間を小さくしていく必要があります」(岡部さん)
Q 肌荒れと毛穴の開きの関係は?
A キメが流れた肌は、毛穴が目立ちます
「キメがふっくら盛り上がっている肌は、光が乱反射されて自然なソフトフォーカス効果で毛穴が目立ちません。逆に肌が荒れてキメが乱れ、キメを形成する溝も浅くなると、毛穴がくっきり露出します」(飯田さん)
Q 毛穴が開くと、深さも深くなる?
A 深く広く拡大します
「毛穴周辺の角質が中に落ちくぼんでいくと、横にも縦にも毛穴が拡大していくと考えられます」(丸山さん)
Q 詰まり毛穴→開き毛穴など、毛穴タイプが変化することはある?
A 年齢でも変わります
「皮脂量が多い若いうちは角栓詰まりで悩む人が多いですが、皮脂量は年齢とともに減少します。すると、乾燥による毛穴の開きやたるみなど、今までとは違う原因による毛穴悩みが起こる可能性が」(飯田さん)
Q 一度開いたら戻らない?
A マキア世代ならまだ間に合う!
「毛穴の開口部のバリア機能の修復や適切な保湿ケアを根気よく続け、偏った食生活の見直しも毛穴改善に役立ちます」(津田先生)
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