保湿に一生懸命になる時期だけど、冬こそ“落とすケア”が大切。「MAQUIA」1月号では、洗顔のすすぎ方の正解を弓気田みずほさんが指南します。

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冷える、乾く、締まる……
冬こそ正しく洗わねば!

 肌は乾くし表面がざらつく。冬はつい与えるケアに走りがちだけれど、正しく落とすことが先決、と語るのは洗顔の鬼、弓気田みずほさん。

「気温が低いので代謝が遅くなり、表面が硬くこわばっているのが冬の肌。それゆえ角質が溜まりやすいし、乾くと肌にこびりつくという悪循環に。さらに、外気に冷やされた皮脂が固まって毛穴が詰まり、皮脂がさらに出にくくなる“乾きのスパイラル”に陥ります。こんな状態ではせっかくの保湿も効果を発揮しません。単に汚れを落とすだけでなく、表面の硬さやざらつきをケアし、柔らかくするようなクレンジングと洗顔が必要になってくるんです」
 とはいえ、バリア機能も低下している冬肌の扱いはくれぐれも慎重に。優しく正しく“育肌クレンジング”できれば、いつものスキンケアの効果も倍増するはずです。


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すすぎの正解

雑なすすぎでトラブルを招く人が実に多くて、肌がかわいそう!


NG寒〜い! 熱いシャワーで顔もすすいじゃえ!

正解「皮脂とりすぎ&乾燥の原因に。溜めすすぎでやさしく洗って」

シャワーのお湯の温度も圧も、顔の肌にはダメージのもと。「肌に残したい潤いまで流れてしまうし、強い水圧は肌にとって刺激に。手のひらに溜めたお湯ですすいで」

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シャワーのお湯を使うなら、いったん手のひらに受けること。これだけで肌当たりが優しく。



NG肌が乾くから、すすぎは手っ取り早く、保湿重視です

正解すすぎ残しは刺激のモト!“残しゾーン”に注意」

「生え際のニキビ、小鼻やアゴ下の毛穴詰まりも、すすぎ残しが原因のことが。フェイスラインや目尻、鼻の脇、あご下など凹んでいる“残しゾーン”は特に丁寧に」

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パシャッとお湯をかけるだけでは流れないもの。すすぎつつ、ぬるつきがないかチェックを。


NG落ちたかな? 気になるからつい力が入ります

正解「濃いメイクやお初のアイテムは、コットンで落としもれをチェック」

落ちにくいファンデーションを使った日などは、いつものクレンジングでは落としきれていないことが。クレンジングローションを含ませたコットンでチェックを。

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洗顔後、クレンジングローションを含ませたコットンで軽く拭くと、汚れ残りが一目瞭然に。


MAQUIA1月号

撮影/藤澤由加(モデル) 那由太(物) ヘア&メイク/木下 優〈ロッセット〉 モデル/永尾まりや 取材・文/高見沢里子 構成/鵜飼香子(MAQUIA)


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