自分を熟知しながらも決まったイメージにとどまらず、トレンドを見極めてキレイをしっかりアプデできる人、こじはる。4月に誕生日を迎えたばかりの“令和のトレンドメイカー”の今の気分に、ぎゅっと迫る♡

我らがトレンドメイカー!
キレイとトレンドのキャッチ力、
見習いたい!
こじはるclose to you
Haruna's favorite

仕事も日常も私の中では
シームレスに繋がっています
マキアの誌面に初めて登場したのは、なんと2010年! 今年でマキアモデルとしても15周年を迎えたこじはる。超人気アイドルとして駆け抜けたAKB時代を経て、現在は「heart relation」の代表として約100名の社員を率いる社長。柔らかな空気感はそのままなのに、時折見せる社長としての顔や真理をついた発言で周囲をハッとさせたりと、ますます魅力的に輝くこじはるに、今の自分を10年前に想像できていたかを尋ねてみた。
「誰もできていなかったと思います。もちろん自分も。濃密だったAKB48時代にはその先の自分が何になるかなんて、考える余裕もなかった。最初は、私が着たいと思う服をファンのみんなと共有したくてブランドを立ち上げ、そこから会社になり、事業展開して……気づけばここまで成長したという感じです」
そんなこじはるは、“トレンドメイカー”としても注目を浴び続けている。こじはるが見初めたものは、ファッションもコスメもたちまち大ヒット。世の中に溢れる情報から、ひと足早く流行をキャッチする秘訣は?
「特にインプットしようと構えているわけではないんです。でもSNSなどから海外ではこんな美容が注目されてるんだ!とか、海外ブランドがセレクト系のオンラインサイトで一斉に取り扱われ始めたなって感覚的に掴んでいたりしています。あと日常の中でここを切り取ったらかわいい動画になるなとか、そういう材料集めも自然としているのかも。そんなインプットの蓄積が新しいアイデアにつながっている気がします。あとは根底にある好きなものが普遍的なので、その軸がブレないというのも大きい。その上で、周囲の意見に耳を傾けながら何事も柔軟にキャッチアップするように心がけているので、それが世の中にフィットしているのかもしれません」
こじはるがトレンドメイカーな理由

伏線回収が好きなんです
“さっきのこの話をここに繋げたら面白い”とか伏線回収を考えるのがある種の癖になっていて。思えばこれはアイドル時代にバラエティ番組で学んだことなのかも。そういう思考回路がトレンドの分析やモノづくりに役立っている気がします。
記憶力がいい!……
責任が伴うこと限定で(笑)
会社のみんながエクセルを見返さないとわからない数字とか、AKB時代にサイン会に来てくれてた方の顔とか服装とか……大切なことは鮮明に覚えてるんです。でも責任がないことは忘れちゃうんで、円周率とか自分の年齢は覚えられない(笑)。
流行を的中させる、それが喜び!
海外の通販サイトやSNSの情報を同時多発的に流し見している中で、“ってことは次はコレが流行る!?”とか断片を組み合わせて流れを読むのが好き。昔、競馬の番組をやっていたのもあって、“的中”ってなるとアガります(笑)。
ミーハー心も大事!
私自身がミーハーなところもあるから、みんなが好きなものが好きだし、それをリサーチするのも楽しい。ファンの皆さんが喜んでくれると素直に嬉しいし、それに応えたいって想いが常にあります。その積み重ねが結果として今の形になりました。
好きなテイストがずっと変わらない
かわいさの中にギャップやサプライズがあるものに惹かれます。最近だとゲランの香水。フレッシュなピーチの香りにレザーを合わせるなんて、グッとくる!自分がモノづくりをする上でも、このポイントは変わらず大事にしています。

ジューシーなピーチを主役に、サフランやレザーでひねりを加えたノート。フレッシュさの先にあるセンシュアルな一面にドキッとする。ラール エ ラ マティエール ペッシュ ミラージュ 100ml ¥50270/ゲラン
MAQUIA 6月号
撮影/中村和孝(モデル) 恩田はるみ(物) ヘア&メイク/NAYA スタイリスト/SHOCO モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 構成・文/前野さちこ 企画/横山由佳(MAQUIA)
ハーネス¥19800/アンティローザ(Carmelo) スカート¥242000/アンナ チョイ クライアントサービス(アンナ チョイ) その他/スタイリスト私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
公開日:































































































