ここは美の担い手となる美容成分たちが集まる学園。個性豊かなキャラとその性質を貴子先生が解説!

漫画でわかる美容成分劇場。ビタミンC、レチノールほか、美の担い手の働きぶりを解説

解説していただいたのは

スター成分は擬人化したらよくわかる!
漫画 美容成分劇場
〜麗しの美肌学園の巻〜

漫画でわかる美容成分劇場。ビタミンC、レチノールほか、美の担い手の働きぶりを解説_2

ビタミンCはセラミドを生成する働きがあり、セラミドが補われることによってビタミンCの効果も高まると考えられているため、ビタミンC+セラミドの組み合わせのコスメは多い。

レチノールによる肌の乾燥や刺激を抑えるのに、水分保持や皮膚の弾力性の維持などに関わるヒアルロン酸を味方に。そもそもレチノールは、ヒアルロン酸の産生を増加させ皮膚に柔軟性を与えて、シワ軽減&改善に期待ができる!

▶️成分の働きMEMO

潤い力は美肌の基本。肌の保湿3因子、皮脂・NMF・細胞間脂質を整えるために、細胞間脂質の主要成分であるセラミドを補うことが重要。

ハリ・弾力肌の要となるのは、真皮にあるコラーゲンやエラスチン。ビタミンCは線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンの生成促進と分解や変性を防ぐ働きがある。レチノールナイアシンアミドも、コラーゲン生成を促し、シワを改善する働きがある。ちなみに、美容成分としてコラーゲンやエラスチンが配合されていても、これらがダイレクトに真皮に働くわけではないことを覚えておいて。

▶️成分の働きMEMO

ヒアルロン酸は、セラミドと同様にもともと肌にある成分。コスメでは、分子量の大きさの違いで各層に浸透させて保水効果を増すものが多い。

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ここからが美肌ビタミンといわれるビタミンCの腕の見せ所! ハリ・弾力を支える、まさに美肌の土台となる真皮でコラーゲン生成を促進。さらに、紫外線や大気汚染で発生し、エイジングを進行させる活性酸素を除去。過剰な皮脂分泌を抑えると同時に、炎症を鎮め、皮脂の酸化をブロック。

MAQUIA 12月号
イラスト/白ふくろう舎 構成・文/藤井優美〈dis-moi〉  企画/横山由佳(MAQUIA)

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