肌作りのトレンドやファンデなどのアイテムの進化に伴って選び方や塗り方もアップデートが必要! ベースメイクの基本から「元から美肌」に見せるテクまで、3人のプロがレクチャー。
メイクのプロが惜しみなく伝授!
キレイに差が付くベースメイクQ&A
ヘア&メイクアップアーティスト
辻村友貴恵さん
トレンド感の高いメイクが人気。韓国コスメをはじめ、SNSで話題の美容も積極的にトライ。
ヘア&メイクアップアーティスト
夢月さん
ふんわりドーリーなメイクを得意としながら、確固とした理論を持ち、製品情報にも明るい。
コンシーラー編
Q.コンシーラーの種類とおすすめの使い方は?
A.隠したいお悩みに合わせてセレクト
「吹き出物やシミなど部分的なカバーには固めのスティックや練りタイプ、クマや色ムラなど薄くて広めのカバーにはリキッドなど柔らかめのタイプが適しています」(夢月さん)
Q.コンシーラーを塗るタイミングは?
A.基本は、パウダー系のアイテムの前
「リキッドファンデなら、ファンデの後。パウダリーファンデなら下地の後。特別技として、オイリー肌でニキビなど小さなお悩みをカバーするときは、顔全体をファンデ+お粉で仕上げた後、コンシーラー+お粉を重ねると崩れにくく」(夢月さん)
Q.はじめてのコンシーラー、色選びが難しい…
A.手持ちのファンデに合わせた色を!
「汎用性が高いのは、スキントーンのコンシーラー。最近はトーンアップ系の下地や明るめのファンデで作り込むのがトレンドなので、コンシーラーも素肌の色に合わせるのではなく、ファンデの色に合わせて選ぶと失敗しません」(辻村さん)
Q.シミやニキビ跡を色浮きせずに隠すには?
A.肌の上で色調整→周辺だけぼかして
「多色パレットを1つ持っておき、肌の上に色を置きながら調整すると、上手に同化できます。ツールは使い捨てのアイシャドウチップがおすすめ。ぼかしやすく、衛生的にも安心」(長井さん)
A 幅広いスキントーンに対応できる4色セット。高い密着感とマットになりすぎない質感も絶妙。トーンパーフェクティング パレット 00 ¥4950/コスメデコルテ B 大小ダブルエンドタイプ。アイシャドウチップ ダブル6P ¥385/ロージーローザ
①周りの肌に近い色のコンシーラーをチップに取り、隠したい肌悩みの上にのせる。
②肌に合わせて色を調整。最初にのせた色が肌より暗ければ、明るい色を重ねる。
③きれいなチップで周りの肌とコンシーラーの境目を軽く押さえて、なじませる。
Q.クマを自然に隠すには?
A.コンシーラーブラシでぼかし塗り
「コンシーラー使いに自信がない人こそ、優秀なブラシに頼るべし。クマは程よくコシのあるブラシを使って、スッスッとぼかしながら塗ると、厚みなく自然にカバーできます」(夢月さん)
ブラシがコンシーラーを吸収しすぎることなく、適度なカバー力を保ちながら肌に溶け込ませる。ebony 16 ¥1080/Ancci brush
Q.コンシーラーでコントゥアするメリットは?
A.肌と一体化するので、仕上がりが自然
「ベースメイクの段階で陰影をつけておくことで、肌との一体感が高まります。自然な仕上がりを求める人はもちろん、くっきり立体感を出したい場合も色浮きしにくくなりますよ」(辻村さん)
MAQUIA 10月号
撮影/榊原裕一(モデル) 岩城裕哉(物) ヘア&メイク/辻村友貴恵 スタイリスト/松尾正美 モデル/石川 恋 取材・文/摩文仁こずえ 企画/奈良彩花(MAQUIA)
ドレス¥275000、靴¥60500/ヘンネ カスタマーサポート(ヘンネ) イヤリング¥4950(eije)、リング¥128700(Elena Jewelry)/ロードス 中に着たトップス/スタイリスト私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。