感覚派に見えて、実は理論派のイガリさん。立体的に顔を捉え、錯視効果も計算に入れてイメージした顔に近づけていく。その組み立て方を参考にしてみよう。
進化メイクの「可視化」のヒントを公開
イガリさんが考えていること、のぞき見させて!
ベビーピンクは使わずにソフトピンクイメージな顔
抜け感ゼロで強めな新時代のピンクメイク
強さや意思を感じさせる顔が旬だから、ピンクトーンでもしっかり陰影をつけてメリハリを。あえて抜け感は作らない、ベビーピンクも使わない、notふわふわなピンクメイクに。
by Igari Shinobu
USE ITEM
A大人気のオーガズムカラーのマットタイプ。ブラッシュ N 778 ¥5060/NARS JAPAN Bハリ感高まるリップ美容液。クリスタルブルーム リップブーケ セラム 09 ¥3740/ジルスチュアート ビューティ Cするすると軽やかにのびてふっくらマットに。キャビア リップスティック 520 ¥5500/ローラ メルシエ ジャパン(9/6発売)
OTHER ITEMS
D血色感ありきのきらめきカラー。オーラデュウ プリズム イルミネーター リミテッドエディション 10 ¥4400/SHISEIDO(9/1限定発売) E重ね使いを楽しめる透け色6色。フーミー 時計回りパレット ¥2420/Nuzzle Fうるんだようなきらめきを演出。シングルシャイニーアイシャドウ 01 ¥550/セザンヌ化粧品 Gコンシーラーとアイブロウのコンビ。フジコ 美眉アレンジャー 101 ¥1650/かならぼ(限定品) Hブラウンの中に輝きがみっちり。エターナル アイビジュー 06 ¥2970/ジルスチュアート ビューティ Iしっかり色づいて自然に仕上がるオリーブブラウン。ケイト 3DアイブロウカラーZ BR-6 ¥935(編集部調べ)/カネボウ化粧品
MAKEUP POINT
ピンクメイク=ふんわりというイメージがあるけど、そこから脱して今っぽくアップデートしたのが今回のメイク。主役はリップで、透け感のある皮膚に似合う色だから、肌作りはそこを目指して。抜け感のない強さを演出するために、顔の中心部分のピースをしっかりメイクして陰影のある求心顔に。
主役のリップ
Gのコンシーラーでリップラインを消してからCをぽんぽんのせ、Bを中央メインに重ねてぽってり見せる。
脇役のパーツ
Dを頬全体にのせたあと、Aを頬骨外側から中心に重ねる。Eの右下をおでこ、鼻先、眉頭下、鼻根にのせ、同じ場所にFを重ねて立体感を。眉はIで存在感を薄く。目元はEの右上をまぶたの上下中央に。下まぶたの涙袋の影にGのブラウン、さらにEの右上を重ねる。下まぶた目尻側にEの右下と下段中央を混ぜてのせピンクムードを高めて。涙袋中央のふくらみにGのコンシーラーをのせてふっくら見せつつ、目頭と目尻にはHをポイントでのせる。
MAQUIA 9月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/貴島明日香 イラスト/宮島亜希 取材・文/通山奈津子 構成/横山由佳(MAQUIA)
シャツ¥4620/アンティローザ(Auntie Rosa Holiday) ネックレス¥14300/Bijou R.I 人差し指リング(2本セット)¥28380、中指リング¥23650/KNOWHOW jewelry
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