「MAQUIA」8月号の表紙に戸田恵梨香さんが登場。内側に秘めた強さとやさしさが共にあふれ出すヌーディメイクを、メイクアップアーティストのHaruka Tazakiさんが解説します。


1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。俳優としてデビューして以来、数々の話題作に出演。代表作にドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』(2018年)、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(2019年)、映画『母性』(2022年)などがある。2018年からランコムの日本ミューズを務め、ブランドの世界観を発信している。
<今月の表紙メイク>COVER LOOK
ゆとりのある大人だけが纏える
ヌーディメイクで、幸福感も
どこを主張してもいないのに、内側に秘めた強さとやさしさが共にあふれ出すヌーディメイク。「色」ではなく「光」と「影」を足すことで、ナチュラルな中にもエモーショナルな印象の私になれる。
「呼吸しているような肌を作る為に、ベースメイクは『隠す』ではなく『整える』という気持ちで仕上げました」と語るメイクのHarukaさん。その抜け感はポイントメイクでも同様。アイシャドウパレットも、「色を足す」ではなく、「陰影をつける」という気持ちで3色を重ねて。その柔らかい印象のまま目力のみプラスする為、アイライナーはブラウンをサラッとひく程度で。まつ毛も上げすぎずに優しい雰囲気をキープ。チークもふんわり、リップも落ち着いたベージュを一度塗り。ポイントは、強く主張する場所をどこにも作らないこと。「色」ではなく、光(艶)と影(コントラスト)で、ゆとりある大人のメイクを作りあげて。

Eyeliner
(右)イドル ライナー ウォータープルーフ 02 ¥3410、(中央)ル スティロ ウォータープルーフ N 03¥3410/ランコム
Eyebrow
柔らかく見える表情を心がけてふわっとめに描く。(左)スーシ シェイピング クレヨン 88 ¥3300/ランコム

Mascara
毛先だけ軽く上がる「J」カールを描くようビューラーで上げて、マスカラをさっと一度塗り。ラッシュ イドル ウォータープルーフ 01 ¥5500/ランコム

Eyeshadow
Aの淡いピンクカラーをアイホール全体と、下まぶたは涙袋全体、3mm幅程度にのせる。Bのブラウンはシャドウライナーとして、まつ毛上1mm幅にチップでぼかしながらオン。Cのラメ入りベージュは、涙袋の黒目幅のみにさり気なく入れ、柔らかグラデで陰影を出していく。イプノ パレット 01¥8910/ランコム

Foundation
たっぷり保湿した肌に、普段使用する約半分の量をごく薄く伸ばしつつ広げていく。タンイドル ウルトラ ウェア リキッド N BO-02 ¥7590/ランコム

Cheek
大きめのブラシで、色がつくかつかないくらいにふんわりとつけて、透明感をアップ。ブラッシュ スプティル SH02 ¥6710/ランコム

Lip
内側からの幸福感を表現するような落ち着いたベージュ。さっとひと塗りして。ラプソリュ ルージュ インティマット 220 ¥5500/ランコム
MAQUIA 8月号
撮影/伊藤彰紀〈aosora〉 ヘア/佐藤知子 メイク/Haruka Tazaki スタイリスト/影山蓉子〈eight peace〉 モデル/戸田恵梨香
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