「この秋、アイメイクが戻ってきた!」とは言うけれど、そのさじ加減に悩む人も多いはず。今目指したいのは、一歩進んだ深みをまとう、“強め印象な目もと”。「MAQUIA」12月号に掲載中のメイクから、ショコラムースアイをご紹介します。
メイクアップアーティスト
KUBOKIさん
上品かつ意志と色気のあるメイクアップを作らせたら、右に出る者はなし。男性ならではの目線から、リアルな女性の美しさを提案。
色・質感で抜け感を感じさせて
KUBOKIさん「夏までの目元は、素を活かしたような仕上がりが主流でした。でも秋になってファッションも重めになると、目元があっさりしすぎていては物足りない。バランスの取れた旬な“強めアイ”にするには、黒の量を極力減らし、最新アイテムで色みをアップデート。“色気”と“抜け感”を意識した塗り方で、グッと今っぽく仕上げましょう」。
ブラウングラデが復活!
重ねるのに透ける
ショコラムースアイ
定番のブラウンは、チョコレートのようなコクのあるトーンが旬。久々復活のグラデーションは、シアーでじんわり奥行きのある仕上がりが特徴です。
本物のショコラと見紛う、スウィーツなパレット。4種の質感が1つに。ルナソル セレクション・ドゥ・ショコラアイズ 02 ¥5000/カネボウ化粧品
How to
1.まぶた全体をトーンアップする
aのハイライトカラーを大きめブラシでまぶたにのせる。目頭下までしっかりのせて。
2.アイホール広めにシアーで淡いブラウンを重ねる
bの中間色を目頭を除いたまぶた全体にのせる。1と重ねることで深みと陰影が自然に。
3.透けブラウンを二重幅より広めにのせてグラデに
チップにcをとり二重幅よりやや広めに重ねる。まぶた全体の“深みの土台”となるカラー。
4.涙袋を明るくしてぷっくり可愛らしさを
ハイライトカラーのaをブラシにとり、下まぶた全体に入れて、涙袋をぷっくりとさせる。
5.下目尻に影を入れて上まぶたとつなげる
下目尻から3分の1まで淡い影を作るためにbを細チップで入れ、上目尻の影とつなげて。
6.濃い茶色で目尻だけにシャドウラインを引く
細チップにdの締め色を取り、目の形に沿って目尻側5㎜程出るようにライン状に引く。
7.まつ毛の隙間をこげ茶で引き締め
あくまでライン感を感じさせないように、まつ毛の間だけをこげ茶のペンシルで埋め、引き締める。
滑らかでソフトな描き心地と、にじみにくさを両立。スティロ ユー ウォータープルーフ 921 ¥3000/シャネル
8.自然なカールのブラウンまつ毛に
まつ毛は上げすぎ厳禁。ブラウンマスカラを上下に塗り、優しい印象の視線に。
明るすぎないブラウンだから、引き締めパワーも実感できる。ファシオ パワフルカール マスカラ(ロング) BR300 ¥1200/コーセーコスメニエンス
LIP & CHEEK
LIP:ディープなカシス色は、上唇は指でポンポンとラフに塗り、下唇のみブラシでアウトラインをとってきちんと感を。アリュール 109 ¥4000/シャネル(11月20日限定発売)
CHEEK:頬に広めに淡くのせ、優しく愛らしさを添えて。
リップ&チークブルーム 07 ¥4000/バーバリー(化粧品)
MAQUIA12月号
撮影/押尾健太郎(モデル) 橋口恵佑(物)ヘア&メイク/KUBOK〈I Three Peace〉 スタイリスト/高垣鮎美〈LOVABLE〉 モデル/林田岬優 取材・文/森山和子 構成/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】
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