「コンシーラーは色や質感によって幅広く使える!」と話すヘア&メイクの林さん。メイクをブラッシュアップさせるテクニックを教えてもらいました。

ささっと肌印象を格上げ 林 由香里のコンシーラーマジック
テク全部盛り! コンシーラーマジックをかけると……
コンシーラーは肌悩みをカバーするものという印象が強いと思いますが、実は骨格を引き立てるのにも最適なんです。肌馴染みがいいからこそ、元々の骨格がそうであるかのような、自然な仕上がりが叶います。のびの良いリキッド、肌に密着する練りなどの質感をパーツごとに使い分けて。明るいベージュはハイライトっぽく、暗めのベージュやオレンジはシェーディング代わりに使うのがコンシーラーマジックのポイント。
Q.コンシーラーの色別の効果が知りたい!
A.明るいものはハイライト、暗いものは影の役割
「王道のベージュはFD代わりに広範囲に使えます。白みが強いものはハイライトっぽくトーンアップできる! オレンジはクマ隠しだけでなく、シェーディング効果も」
Q.テクスチャーはどう選べばいい?
A.使う範囲とカバーしたい肌悩みで使い分けて
「広範囲に使いたい時はのびがいいリキッドを。ピンポイントでカバーしたい時はペンシルや、密着度の高いスティックがおすすめ。パレットの練りタイプは色をカスタマイズしやすいのが利点」
Q.コンシーラーはベースメイクの中でどの順番で使う?
A.ファンデーションのあとに補佐的に取り入れると自然
「FDの前に仕込む使い方もありますが、FDで肌全体を整えたあとに、足りない部分を補うイメージで使うとナチュラルに仕上がります」
Q.コンシーラーをぼかすと隠したい肌悩みが隠れない! どうしたらいい?
A.塗布後、少し時間を置くのがポイント
「コンシーラーを塗布してすぐ指でぼかすと指に全部ついてしまうので、少し時間を置いてからスポンジでぼかして。コンシーラーの上にパウダリーFDを重ねてぼかすのも◎」
Q.隠したいものに対してどの範囲でのばせばいい?
A.小範囲にのせてぼかし広げていく
「隠したいものよりオーバーにコンシーラーをのせると“塗ってる感”が出てしまうので、隠したいものよりひと回り小さくのせて。ぼかす時も広げすぎず、その部分のみタップするイメージで」
MAQUIA 12月号
撮影/神戸健太郎 ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/平田雅子 モデル/江野沢愛美 取材・文/小嶋明恵 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)
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