いつものメイクを少し変えるだけで、あか抜けた夏の顔が完成。コンサバをブラッシュアップする旬のワンポイントテクを笹本恭平さんがレクチャーします。
上品美人を生むエキスパート笹本恭平発
夏の抜け感コンサバFACEはこんなに可愛い❤︎
「コンサバ」こそ、どんなシーンでも女性が最も美しく輝けるジャンルであると公言。昨年発表した『コンサバメイク革命』(講談社)も話題に。
笹にぃ推し
ワンポイント投入でコンサバメイクに抜け感が!
夏顔コスメ6
1カラーマスカラ
「プレイフルなカラーマスカラが大豊作の今季は、上下のまつ毛の色もチェンジ。オレンジブラウンの上まつ毛が下まつ毛のグリーンを引き立て、魅力的な表情に。まつ毛で遊ぶ分、他のパーツはシンプルに徹して」
Wマスカラづかいこそ、夏メイクの醍醐味!
MAKEUP TIPS
上まつ毛に1、下まつ毛に2をそれぞれのせたら、ダマにならないようにコーミングを。まぶたにはベージュシャドウのみ、頬とリップも血色を仕込む程度でOK。1 オレンジにテラコッタの赤みをプラス。オペラ カラーリングマスカラ 05 ¥1650/イミュ(5月25日限定発売) 2 ルビーのパールが潜むフォレストグリーン。アートエクスプレッショニストマスカラ 06 ¥4400/THREE
2ニュアンスアイライナー
「赤みを感じるブラウンラインは、目尻に重心的に入れることでアンニュイな色気を感じる眼差しに。目頭を抜くことでトゥーマッチにならず、デイリーメイクにも溶け込む、さりげないセンシュアルが叶う」
色香漂う赤みニュアンスの垂れ目ライン
MAKEUP TIPS
黒目の外側から目尻の先7ミリくらいまで、目の形に沿ってラインを入れる。アイシャドウは同系色の赤みブラウンがベスト。デジャヴュ ラスティンファインE ショート筆リキッド コッパーブラウン ¥1430/イミュ(6月10日発売)
3キラメキシャドウ
「色ではなく輝きをレイヤードするのがこの夏の大本命。大粒のきらめきを幼く見せないためには、ナチュラルなカラーパレットが不可避。濡れたようなきらめきとヌーディな発色で、華やかさと儚さを感じさせる目もとに」
目尻ににじむ涙ラメであどけなさと色気を両立
MAKEUP TIPS
アイホールにCを広げ、上まぶたの目尻だけにAをラインのように引く。下まぶた全体のキワにBを入れたら、目頭から目尻にDを指で重ねて。このとき、目尻は長めに入れて涙がにじんだかのように演出。チークとリップはコーラル系を。フジコ 足しパレ 03 ¥2090/かならぼ
4朱赤リップ
「コンサバメイクでは気負いがちな赤リップも、朱赤を選べばエフォートレスな印象に。目もとは朱赤に合わせて黄みのトーンで揃え、チークはうぶなピンク。透明感がありつつも親しみを持てる仕上がりが完成」
肌になじむ朱赤リップが口もとを即、カジュアルに
MAKEUP TIPS
輪郭を取りながらブラシで塗りつぶし、一度ティッシュオフしてから中央だけ重ね塗りを。頬は血色ピンクを合わせてピュアに。ザ・オンリーワン ラスティングマットカラー リップスティック 520 ¥4840(ケース別売り ¥1760)/DOLCE&GABBANA BEAUTY
5にじみ系リップ&チーク
「リップとチークをひとつのアイテムで完結すれば、統一感のある仕上がりに。じゅわんとした血色感で素肌っぽい抜けを。色みを欲張らないことも抜け感メイクの大切な要素。目もとはオレンジを合わせて夏らしく」
にじみ発色=ライブリーな抜けが生まれる
MAKEUP TIPS
頬は中央から外側に向けて広げるように、唇は輪郭をぼかすように指でポンポンとなじませる。目もとには夏色オレンジでポップに。リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル 6 ¥6050/シャネル
6イエローチーク
「定番ピンクチークの仕上がりをちょっと変えたいなら、ハイライト的にイエローのチークを使ってみて。トレンドの黄色を重ねることで、先に仕込んだピンクに奥行きが出るだけじゃなく、グッと印象があか抜けますよ」
黄みチークで立体感と遊び心をプラスオン
MAKEUP TIPS
ピンクのチークを頬骨上に入れたら、頬骨から目尻を囲むCゾーンに黄色チークを重ねて甘さを中和。黄色が浮かないように、リップはコーラルピンクをチョイスして。ザ ブラッシュ マット 001M ¥3300/アディクション ビューティ
MAQUIA 6月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/森 絵梨佳 佐藤晴美 取材・文/野崎千衣子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
最終更新日: