薄眉は描けばいいけど、濃い眉の人はどうすれば……? そんな疑問に答えるべく、黒田啓蔵さんが今っぽいトーンアップ眉を提案。40代やアラフォーでも取り入れやすい赤みブラウンのマスカラで、あか抜け印象を狙って。
大物女優からの指名が絶えないトップアーティスト。人それぞれが持つ良さを活かしながら、計算し尽くしたメイクで洗練された表情を引き出す。
- 【BEFORE】主張が強く印象的な剛毛太眉さん
- 【眉毛の描き方】明るめパウダーとカラーマスカラでトーンアップ
- 【AFTER】隙間がなくなることで剛毛印象がトーンダウン
- 【結果】毛質が変わったかのようなふんわり眉が完成
- 【眉毛のケア】太眉タイプさんにおすすめのアイテムはこれ!
【BEFORE】主張が強く印象的な剛毛太眉さん
「自眉がかなりしっかりしていて、どんなメイクをしても同じような印象になってしまうのが悩み。左右差も気になるのですが、綿棒を片手に何度も何度も修正を繰り返し、最後には諦めて終了……という毎日。とにかく眉の存在感を弱めたいです」(Marinaさん)。
【眉毛の描き方】明るめパウダーとカラーマスカラでトーンアップ
「濃い眉さんは毛自体がしっかりしている場合が多いので、パウダーとマスカラで質感調整を。ペンシルも使うけど、薄めの影色を使って隙間を埋める程度でOK。幸い今は太眉がブームなので、形は気にせずやわらかさだけプラスすれば眉の印象がガラっと変わります。メイク前にブラシで毛流れを整えるのもお忘れなく」(黒田さん)。
■おすすめアイテムはこれ!
リサージ
スムースフィットアイブロウ GY1
¥1650(ホルダー別売り¥1650)
/カネボウ化粧品太さを調整しやすい薄型の扁平芯で、隙間を埋めるのも眉尻を描き足すのも自由自在。描き心地もなめらか。
ジルスチュアート
ムースブロウマスカラ 08
¥2420
/ジルスチュアート ビューティ肌から浮かないピンクブラウンで、温かみのある表情を演出。軽やかなムースタッチで、硬い眉もふんわりエアリーな質感に。
アディクション
プレスド デュオ アイブロウCinnamon Duo
¥2750
/アディクション ビューティどんな眉にもハマる濃淡の2色が立体感を与える。しっとりとしたテクスチャーで粉飛びせず、長時間理想のフォルムをキープ。
ロージーローザ
ダブルエンドアイブロウブラシ スマッジタイプ
¥748
/ロージーローザ眉全体に色をのせたいときは幅広ブラシ、隙間を埋めたいときには極細ブラシと、2WAY使いできる万能ツール。肌あたりも◎。
【STEP①】ブラッシングをして形を確認
まずはスクリューブラシで毛流れを整え、自眉の量や形を把握して。
【STEP②】グレーのペンシルで全体のトーンを揃える
眉に影を忍ばせるように、グレーのアイブロウペンシルで地肌全体を軽く塗りつぶす。そうすることで眉のなじみがアップ。このとき、こめかみ部分を軽く引き上げると形もつくりやすい。
【STEP③】ブラッシングで色をなじませる
スクリューブラシで軽くブラッシングし、ペンシルの色ムラをなじませる。
【STEP④】明るめパウダーで眉の色をワントーンあげる
パウダーのaをブラシに取ったら一度手の甲で量を調節し、眉頭から眉尻に向けてふんわりとのせる。
【STEP⑤】赤み眉マスカラであか抜け感をプラス
眉マスカラを眉尻から眉頭に向けて逆毛を立てるように塗り、今度は眉頭から眉尻に向けて毛流れを整えるように重ねる。
【AFTER】隙間がなくなることで剛毛印象がトーンダウン
ペンシルとパウダーで地肌と毛のトーンを揃えたことで、眉1本1本の主張が軽減して自然な印象に。さらに赤みが加わることで話しかけたくなるような親近感も。
■両眉を仕上げた結果、こうなりました!
もとの眉の形を生かしつつ、色が明るくなるだけでナチュラルな質感に。トレンドの赤み眉で若々しさもプラス。
【結果】毛質が変わったかのようなふんわり眉が完成
素肌を影色で埋めることで、硬さを感じないふわふわ眉が完成。明るめのパウダーとトレンド感のある赤みマスカラで、トレンドのアイメイクとの相性も上々に。野暮ったくなりがちな濃い眉さんは、カラーマスカラをうまく取り入れて。
【眉毛のケア】太眉タイプさんにおすすめのアイテムはこれ!
スキンケア後のブラッシングを習慣化させて
Amplitude
スクリューブラシ ¥1980毛足の短いブラシが、細かい毛までしっかりキャッチ。スキンケア後にとかすだけで、しなやかな毛流れが定着。
KOBAKO
スクリューブラシ ¥1320/貝印ほどよい弾力と密度のあるブラシが眉の毛流れを整える。地肌を刺激することで健康的な眉を育てる。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/黒田啓蔵〈K-Three〉 モデル/Marina 取材・文/野崎千衣子 企画・構成/織田真由(MAQUIA ONLINE)