いかにもなつくった感がないのに、目の印象アップ効果はバツグン! ヘア&メイクアップアーティストのpaku☆chanさんが教えてくれる、大人の涙袋メイク。ここでは、遊び心のある色を使った涙袋メイクを2パターン紹介します。
下まぶたのメイクは目ヂカラアップの要。でもつくり込むほどメイク感が出てしまうので、さじ加減が難しいとpaku☆chanさん。ほどよく色をプラスして、エフォートレスかつおしゃれに決めるテクニックを教えてもらいました。
ThreePEACE所属。各種媒体のほか、女優やタレントのメイクも数多く手がける。トレンドを巧みに取り入れながら、その人らしさを引き出すメイクテクにファンが多数。尋常ではないコスメ愛の持ち主としても有名。
ピンクの涙袋にオレンジのラインで洒落感をプラス
ワンピース ¥18700/DEICY ルミネ新宿店(DEICY) 右手人差し指につけたリング ¥34100、右手中指につけたリング ¥41800/シエナ ロゼ表参道ヒルズ店(SIENA ROSE) 左手人差し指につけたリング ¥1870/サンポークリエイト(アネモネ)
使ったのはこのコスメ
A ラメ、パール、マットと質感の異なる4色をセット。ピンク系に1色入ったオレンジが、今っぽい。ルナソル アイカラーレーション 13 ¥6820/カネボウ化粧品(1/21発売) B 微細なカラーパールがなめらかなツヤを実現。渋みのあるオレンジは、大人のカラーメイクにぴったり。オペラ アイカラーペンシル 03 ¥1650/イミュ C ミルキー&くすんだニュアンスのあるオレンジのリキッドライナー。コシのあるフェルトペンで、ラインの太さは自由自在。ヴィセ リシェ アンティークパステル ライナー OR280 ¥1100※編集部調べ/コーセー(2/16発売)
甘さと洒落感をプラス
左の写真が涙袋メイクなし、右の写真が涙袋メイクあり。涙袋全体にじんわりピンクをきかせた後、オレンジのラインをプラスして洒落感を。上まぶたも全体にピンクを塗って、オレンジのシャドウラインで甘さのバランスを調整。
HOW TO MAKEUP
1.Aのアイシャドウパレットから、左上と右下のピンクをブラシでブレンド。涙袋にしたい範囲より少し狭いエリアに軽くのばす。
2.下まつ毛の間を、Bのオレンジアイライナーで埋める。光沢のあるラインは光で色が飛びやすいので、目頭から目尻までしっかり色をのせるのがポイント。
寒色シャドウにカラーマスカラをあわせた抜け感涙袋
ニット ¥19800/オンワード樫山(uncrave) イヤリング ¥2970/サンポークリエイト(mimi33)
使ったのはこちら!
A 偏光パールがきらめいて、ミステリアスな輝きを放つマルチカラー。インフィニトリー グリマーリキッド 01 ¥2970/セルヴォーク B こんな色が欲しかった! というおしゃれな色がそろうマスカラから。パステルチックなモーヴ。ザ マスカラ カラーニュアンス WP 007 ¥4180/アディクション ビューティ C フロスティに輝くラメが魅力。花びらのように繊細な2色がイン。KANEBO アイカラーデュオ 20 ¥2530/カネボウインターナショナルDiv.
寒色×モーヴで印象的に
左の写真は涙袋メイクなし。右の写真は涙袋メイクあり。寒色でつくった涙袋が、その上にのったモーヴのマスカラを引き立てている。上まぶた・下まぶたともに、あえてアイラインを入れずカジュアルにして、上まつ毛を伏せめに仕上げることで目の輪郭を強調するのがpaku☆chan流おしゃれメイクのコツ。上まぶたは、Cのパレットからグリーンを中央に指でポンポンのせるだけ。
HOW TO MAKEUP
1.Aのリキッドアイシャドウは、チップをボトルの口でしごいてつけすぎを予防。そのあとチップで、目頭から目尻へ色をオン。目尻は余韻で色をのせる程度にすると、あとからのせるカラーマスカラがより映える。
2.Bのカラーマスカラをまつ毛にたっぷりのせる。まずは、まつ毛の根元にブラシを入れて、横方向に動かして全体にたっぷりからめて。
マスカラのブラシを縦方向に持ち替え、まつ毛を下方向にのばす。こうすると、下まつ毛が広がってモーヴカラーの存在感がアップする。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影/岩谷優一<vale.> ヘア&メイク/paku☆chan<ThreePEACE> スタイリスト/松島 茜<io> モデル/花梨 取材・文/風間裕美子 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)
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