人気メイクアップアーティストが、2021年下半期の素晴らしいコスメたちにインスパイアされ、ベストヒットなメイクをお披露目。千吉良恵子さんが今期夢中になった、カーキを使ったメイクを公開!
2021下半期、夢中になったテク&アイテムは?
人気アーティストのMYベストヒットメイク
下まぶたのカーキラインで、密やかな冒険――千吉良恵子
脱ナチュラルな“クセあり”メイクで心を奮い立たせる
今年の目元はカラーものが大豊作で、大人の女性も気軽にプレイフルなメイクにトライできるようになりましたね。中でもオススメなのは、品格を保ちながら少しの冒険心を与えてくれるカーキ。肌の色になじんで使いやすいし、秋冬になると毎年使いたくなる定番カラーといってもいいくらい私も大好きな色です。今回はそんなカーキを主役にした、少しクールでモードなアイコンシャスメイクを。下半期のトレンドを席巻した透け質感やほのかなきらめきを味方につけて、ザ・セクシー、ザ・モードなど、わかりやすいカテゴリーにはまらない二面性を持たせ、旬の洒落感を高めることが大切です。目元はここのところ忘れられがちだった下まぶたを強調したメッセージ性のある目元が今、一周回って新鮮かな。2をぐっと下まぶたのフレームに沿ってのせ、1の左下のシアーなカーキを上からなぞるようにのせるだけ。エッジが自然と際立つので、メイク全体の演出が映えるという嬉しい効果も。下まぶたのメイクがなければ普段の定番メイクに早変わりするので、午後の顔やお出かけ時にスパイス的に取り入れるのもアリ。目元のムードを引き立てるために、チークやリップは無垢な雰囲気でまとめて。疲れが溜まりがちな今の時代の私たちを奮い立たせてくれるようなメイクのパワーを感じて頂けたら嬉しいです。
1「マットとパール、2つの質感が溶け込んだ使い勝手のいい旬色パレット。大人っぽい雰囲気に」(千吉良さん。以下同)。アイデザイナー 07 ¥6380/スナイデル ビューティ 2「ブラウン感覚で使えるパール入りのカーキ。にじみにくさも優秀」。スティロ ユー ウォータープルーフ N 46 ¥3520/シャネル
Other Items
3「長さもボリュームも理想通りに」。ファシオ パーマネントカール マスカラ ハイブリッド(ロング) 01 ¥1430(編集部調べ)/コーセー 4「ほのかに色づいて湧き出るような血色に」。コンスピキュアス マットチークス 03 ¥6600/アンプリチュード 5「優しさと洒落感が共存する色がいい」。エアーマット リップカラー 02682 ¥3850/NARS JAPAN 6「女らしいボルドーで華を添えて」。ヴェルニ ディオリフィック 992 ¥3520/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定品)
How to makeup
上まぶたに1の上段中央の色を淡くのせる。2で下まぶたのまつ毛の間を埋め、2に重ねつつ幅広に1の左下を目頭から目尻へ。目尻は斜め上へ引き延ばすようにのせて。まつ毛を根元からカールさせたあと、3を上下まつ毛に。頬は4の右を黒目の内側から楕円形に、左を頬骨の高い位置・下まぶたのすぐ下まで。唇は5を唇の形通りに。指先には6を。
MAQUIA1月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 モデル/比留川 游 取材・文/通山奈津子 構成/山下弓子(MAQUIA)
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