今取り入れたいのは、私をちょっと大胆にしてくれる赤！ デイリーに取り入れやすい赤リップのメイクバランスを、岡野瑞恵さんに教えていただきました。
唇に、まぶたに、まつ毛に、眉に。
この秋、「赤」が私を強くする
時にパワフルに、時にセンシュアルに。今取り入れたいのは、私をちょっと大胆にしてくれる赤コスメ。色調もアイテムも豊富に揃って選びやすくなった赤を、この秋の主役に！
ヘア＆メイクアップアーティスト
岡野瑞恵さん
鮮度も肌映えも叶える
ポジティブな赤を味方に
マスク生活が当たり前になり、リップやチークの血色に頼りきれない今、積極的に取り入れたいのが赤コスメ。「赤」と聞くと、強くなりすぎたり、個性的になってしまったりと敷居が高いイメージの人も多いかもしれません。でもこの秋は目元にも眉にもデイリー使いしやすい赤コスメが続々登場。効かせても、なじませても今っぽく鮮度が高まり、肌映えまで叶えてくれるので、取り入れなきゃ損！
唇に、赤。
赤コスメの定番といえば、やっぱり赤リップ。敷居が高くなりすぎず、デイリーでもサラッと取り入れられる旬なメイクバランスとは？
赤みベージュは
品よくワントーンに
肌なじみの良い赤みベージュのリップは、1本で抜け感も品格も叶える万能さが魅力。同系色のアイシャドウとワントーンで揃えると、さらに洒落たムードを後押し。
HOW TO MAKEUP
スルスル伸びるテクスチャーのリップAは、サラッと直塗りでOK。目元はアイホール全体にB-a、黒目の上から目尻へB-bをライン状に引く。マスカラ＆アイライナーは使わず、抜け感のあるリップと合わせて軽やかな印象に。チークは大きめブラシにCを取り、楕円形に入れて。血色カラーのワントーンで揃え、肌映え抜群。
A 赤みニュアンスが色っぽいレディッシュベージュ。サテンのようなツヤ感が上品。ルージュ デコルテ 37 ¥3850／コスメデコルテ
OTHER ITEMS
B 大人のうるみ目を演出するバーガンディレッド。ヴィセ リシェ グロッシーリッチ アイズ N RD-9 ¥1320（編集部調べ）／コーセー（限定品） C テクニックいらずでふんわりと血色感をプラス。メディア ブライトアップチークS PK-03 ¥880／カネボウ化粧品
引き算メイクでこなれる洗練マット
彩度高めな赤リップは、“すっぴん風”のナチュラルメイクと合わせて。狙うは、脱クラシカルなムード。マスカラ＆ラインレスにすることでファッション感度の高い装いに。
HOW TO MAKEUP
しっかり発色のAはブラシで塗った後、ティッシュオフ。プレストパウダーを指に取り唇の輪郭になじませると、より軽やかな印象に。アイホールにはB-a、眉頭下とまぶたの目尻側にはB-bのイエローで、骨格を整えながら抜け感を演出。目尻のみCでラインを引き、頬骨上にはDでヘルシーなツヤを。
A 極薄マット。ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル 306 ¥4950／イヴ・サンローラン・ボーテ（9/24発売）
OTHER ITEMS
B くすみがかったオレンジやミントカラーなど、旬な色がひとつに。ヴォランタリーベイシス アイパレット EX06 ¥6820／セルヴォーク C 赤みがかった影色グレージュ。さりげなく目元のフレームを強調。描くふたえアイライナー 20 ¥660／セザンヌ化粧品 D 人気アイテムの限定カラー。さりげなくツヤとメリハリを添える。ボーム エサンシエル オー ¥6050／シャネル（10/29限定発売）
MAQUIA 11月号
撮影／YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉（モデル） 久々江 満（物） ヘア＆メイク／岡野瑞恵 スタイリスト／平田雅子 モデル️／泉 里香 取材・文／谷口絵美 構成／山下弓子（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
