もっと肌を愛おしく思える!「MAQUIA」4月号では、長井かおりさん&岡野瑞恵さんが、持って生まれた素材を活かすメイクテクを伝授します。
長井かおり&岡野瑞恵の最強美肌メーカーズがプレゼン
\コンプレックスがあったって!/
自分の肌をもっと好きになる
「いいとこ見つけメイク」
質感も違えば、悩みも人それぞれ。肌タイプの違いも個性のひとつ。持って生まれた素材を活かす方法を知れば、もっと肌を愛おしく思える♡
ヘア&メイクアップアーティスト
岡野瑞恵さん
豊富な知識と理論に裏付けられたテクニックで、人気大物女優やモデルからの指名が絶えない。著書『大人のMake Book』(ワニブックス)も好評。
肌づくりの第一歩は、
自分の肌質を知ること
昔はプロダクトが今ほど充実していなかったから、ベースメイクってテクニックが必要だったんですよね。でも、今は種類も多いし質も良いから、自分に合うアイテム選びさえうまくいけば誰でも美肌になれると思うんです。ただ、大前提として、自分の肌質を知ることがとても大事。どんな色みで、厚みがあるのか薄いのか、質感までしっかりと見極めることから始めてみて。
自分の肌をどう活かすか。
答えは一つじゃない!
ベースメイクにトレンドはあっても「これが正解!」というものはないんです。それは絵を描く素材に無限の選択肢があるように、メイクによってキャンバスとなる肌も変えるべきだと思うから。自分の肌を知っておくと、それを土台に今日はどんなアレンジを加えるべきかが見えてくる。メイクの軸はあくまで自分にあって、頑張って全くの別物を目指さなくても良いんです。
ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
美容部員経験を生かし、年齢関係なくどんな人でも美しくするメイクに定評が。新著に『時間がなくても大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』(扶桑社)。
これからは、肌も
自分らしさの時代です
最近はアイメイクでいうと、一重や奥二重のまぶたを活かした「自分らしいメイクが一番」という時代になってきていますが、肌づくりもそういう流れになるべきだと思うんです。もちろん素肌のままで勝負しよう!ということではなく、自分の肌をより素敵に見せる工夫は必要。メイクはそのための手段で、自分らしさの延長にある理想を叶えるためのツールだと思うんです。
肌は毎日違うものだから、
プロセスに囚われないで
ベースメイクって、ノリと真面目さの両方が必要なものなんです。なぜなら肌は毎日変わるから、きちんと向き合わなくちゃ自分の肌を活かした仕上がりにはなれない。だからハウツーのプロセスも、指標はあっても囚われすぎはダメ! その都度ベストなアイテムや塗り方で、アレンジや微調整を楽しんで欲しいと思ってます。あとはノリで「イイ感じ♡」と思えれば最高!
MAQUIA 4月号
撮影/堀越照雄〈TRON〉(モデル) ヘア&メイク/岡野瑞恵 長井かおり スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/椎名美月 松本 愛 取材・文/森山和子 構成/火箱奈央(MAQUIA)