多幸感に満ちた女性を表現するなら、何より“肌”づくりが大切。「MAQUIA」3月号では、自分をそしてみんなを幸せにするベースメイクテクニックを小田切ヒロさんに学びます。
小田切ヒロの「多幸感ベースメイク」
ヘア&メイクアップアーティスト
小田切ヒロさん
メイクテクニックだけでなく、美容知識も豊富。卓越した感性でナチュラル〜モードまで様々な美女を作り上げる。
自分も相手も心地よくなる肌が“多幸感ベース”
健康や心の状態までも映し出してしまうのが肌。「例えば肌にニキビや吹き出物があるときは自分も気分が下がるし、周りにも“体調大丈夫かな”と心配をかけたり、ベースメイクが厚ぼったいと、この人何か隠し事でもあるのかな?と勘ぐりたくなったり(笑)。逆に透明感がある肌を見ると、気持ちも生活もきちんとしていそうで、気がいい印象を与えます。そういう肌は自分も相手も心地よい気分にするし、いい気を引き寄せる、まさに多幸感肌」と小田切さん。「今は優秀なベースアイテムが揃っていて、ちょっとしたコツやカバーテクで誰でも幸せに満ちた肌をつくることが可能です。ぜひ多幸感ベースメイクで自分にも周りにもハッピーを伝播させて」
多幸感 Point1
うるおいを秘めた
ほどよい“ツヤ”こそ、
幸福感の象徴
「水分を感じさせない肌は枯れた植物のようで元気のない印象に。肌の1枚奥がきちんとうるおいで満たされたようなツヤをほどよく顔の中央に」(小田切さん、以下同)
多幸感 Point2
乱れた光は心の乱れ、
余裕のなさの表れ。
静かな“発光感”を頬に。
「光感はもちろん大切。でも、過剰な光感、毛穴の目立つ乱れた光は余裕のない印象を与えるので、幸福が遠のきがち。静かで穏やかな発光感を」
多幸感 Point3
厚み=隠蔽感。
隠し事のないような肌を、
清潔感ある“透け感”で表現
「ファンデーションで厚く覆った肌には、その下に隠された何か?を疑いたくなるもの。シミやニキビはきちんとカバーしながらも、厚みレスに」
“隠しすぎない肌、うるおいのある肌は
自分も心地よく、相手にも伝播するもの。
そんなクリーンな肌こそ多幸感肌”
MAQUIA 3月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/小田切ヒロ〈LA DONNA〉 スタイリスト/西野メンコ モデル/上西星来 取材・文/靏田由香 構成/髙橋美智子(MAQUIA)