「MAQUIA」11月号では、paku☆chanさんが眉タイプ別に印象を変えるテクニックを披露。今回は、雰囲気づくりがしやすい、薄い眉のメイクテクを解説!
あなたの雰囲気を決める重要パーツ
3つの印象別
眉で「なりたい自分」最適化!
ヘア&メイクアーティスト
paku☆chanさん
理論的かつ雰囲気のあるメイクで数々の雑誌、女優たちからオファーが絶えない。著書『すべての「キレイ」に理由がある #かわいい超え 大人メイク教本』(講談社)も絶賛発売中。
☑毛がまばら ☑毛が細い
薄い眉
毛の質感を「生かす」か「なくす」かだけでも、印象をガラッと変えやすい薄眉。なりたい印象になるためにどの範囲をどうメイクするのか細かく見定めて。
薄いベースのおかげで
雰囲気づくりしやすい
まばらながら素の状態でも眉は生えているため、アイブロウアイテムの個性を出しやすい! 細い眉と同様に、印象変えも形のつくり変えもしやすいが、形の見定めが重要に。
■使用するアイテムはこれ
A 光と影をつくる計算された3色が。3D コントロール アイブロウ 02¥6500/SUQQU B コシのある筆で極細ラインが思いのままに。汗や水に強く仕上がりが長持ち。エレガンス アイブロウ リクイッド BR25¥3000/エレガンス コスメティックス C 透明マスカラベースに黒のファイバーがイン。まつ毛にも使えるマルチな一品。フーミー マルチマスカラ noir クリアブラック ¥1500/Clue
きちんと
パウダーとリキッドを使い、もとの眉の存在感を高めるような感覚でメイク。
顔立ちにすっと溶け込む
端正な強さが絶妙にマッチ
\描き方はこう/
①Aの1番濃い色と、2番目に濃い色をミックスして、細いブラシの方で眉全体をなぞる。②Bで眉頭の上のライン、眉山、眉山の下のラインなどを描き足し、エッジを濃いめにする。こうすることできちんとした印象に。
眉幅が狭いわけではない薄眉なので、きちんと見せたい場合は輪郭にアクセントをつけると、太さが際立つ&自然。濃く太く、ではなく強調を意識して。
オシャレ
全体の毛の質感を高めつつ、決めこみすぎないラフな仕上がりを目指して。
力の抜けた眉メイクが
涼しげな眼差しと相性抜群
\描き方はこう/
①Aの1番濃い色を細い方のブラシにとり、薄く感じる部分、ムラになっている部分に描き足す。②Cを眉全体に塗ってから、眉頭にのみ重ね塗り。毛流れに沿うのではなく、顔の内側に向かってとかし毛並みを主張。
黒いファイバーの入ったマスカラのおかげで、質感がきちんとわかる仕上がりに。立たせた眉頭の毛流れも効いた、少しモードに感じられる目元が完成。
やさしげ
毛の質感や毛流れを感じさせないくらいパウダーをのせて、ふわふわに。
ライトなうぶ眉風で
可憐な空気感をひとさじ
\描き方はこう/
①Aの中央の色を太いブラシの方にとり、眉全体にのせる。ムラに感じる部分にのみ、さらに重ねて。②①と同じ色を細い方のブラシにとり、眉頭の下のラインを描き足す。眉の自然なラウンド感を少しだけ強調。
眉毛自体の質感が柔らかく見えるようにすることが大事。ブラシを使う際は力をかけずに眉にのせて、1本1本の線っぽさをカムフラージュ。
MAQUIA 11月号
撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉(モデル) 山崎友実(物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/る鹿 取材・文/浦安真利子 構成/山下弓子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。