たった1mmの太さ・長さの変化で、印象がガラリと変わる眉。「MAQUIA」11月号では、paku☆chanさんがタイプ別に印象を変える眉テクを披露。今回は、濃い眉さんのバリエーションをご紹介!
あなたの雰囲気を決める重要パーツ
3つの印象別
眉で「なりたい自分」最適化!
ヘア&メイクアーティスト
paku☆chanさん
理論的かつ雰囲気のあるメイクで数々の雑誌、女優たちからオファーが絶えない。著書『すべての「キレイ」に理由がある #かわいい超え 大人メイク教本』(講談社)も絶賛発売中。
☑毛が多い ☑毛が太い
濃い眉
きちんと眉には+角度、オシャレ眉には+毛流れ&色、やさしげ眉には+色&質感。ベースを生かして+αする“ちょい足し”眉メイクで理想の印象に近づけて。
アイテム&プロセスに
工夫をこらして!
眉そのものの印象が立っているので、実は印象変えが難しいタイプ。でも明るい色のパウダーやツヤ控えめの眉マスカラを、使うポイント・順番に注意して仕上げると、変化を楽しめる。
■使用するアイテムはこれ
A ふわっとしたピンクみのあるアイブロウパレット。しっかりとパウダーが密着するのに自然な仕上がりに。インディケイト アイブロウパウダー 07¥3500/セルヴォーク B ペタッとつかず1本1本を染め上げたような自然な仕上がり。パウダーを使ったかのようなまろやかな質感で、汗や皮脂にも強い処方。インテグレート ニュアンスアイブローマスカラ BR671 ¥800(編集部調べ)/資生堂
きちんと
太くなりすぎないよう、眉頭の下辺と眉山のみ描き足し“きちんと感”を。
角度のついた眉が
顔の立体感アップも後押し
\描き方はこう/
①眉全体にAの1番上の色をブラシでのせる。地の眉に沿って軽くでOK。②Aの1番上の色をチップにとり、眉頭の下と眉山を描き足す。眉全体を同じテンションで描くと濃くなりすぎるのでポイントのみに。
眉に少しだけ角度をつけるイメージ。眉の存在感がもともと強い濃い眉タイプは、全体的に描きすぎると顔から浮いて見えるのでポイントを絞るのが肝心。
オシャレ
毛流れ、色合い、角度をコントロールするだけであっという間に垢抜け顔。
透明感も感じられる
ほんのりピンク眉が旬
\描き方はこう/
①Bのマスカラで眉全体に色を。下から上に向かって毛を立たせるよう意識して。②Aの1番上の色をチップにとり眉山から眉尻のみにオン。普段よりも少しだけ眉を長く設定して、眉尻はすっと細くナチュラルに。
立ち上げた眉頭と、眉全体にのせたマスカラの色合いで抜け感を表現。さらに眉山〜眉尻のラインを強調すると、毛量の多い濃い眉タイプの洒落感が増す。
やさしげ
何もしなくても存在感のある眉だからこそできる、色変えのみの仕上げ。
引き込まれるような
温かみのある目元を演出
\描き方はこう/
①Bのマスカラを眉尻から眉頭、眉頭から眉尻と往復させて、しっかりと眉全体にマスカラの色をのせて。②Aのブラシで中央の色をとり、眉全体にトントンとパウダーを“のせる”ようにしてマットな質感に。
強さすら感じる眉には、ツヤを抑えたマットな仕上がりがやさしげに見える重要ポイント。たっぷりとパウダーが密着するようマスカラを先に使うのがコツ。
MAQUIA 11月号
撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉(モデル) 山崎友実(物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/愛甲ひかり 取材・文/浦安真利子 構成/山下弓子(MAQUIA)
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