気合を入れてきれいにメイクしようとすると、現れるメイクの“角”。性格に“角”があると気難しく思えるように、顔も“角”があるとなんだか近寄りがたい印象に。「MAQUIA」12月号では、そんな“角”をとって好かれ顔へ導く、「角とりメイク」をレクチャー。

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“角”をとるだけで
人が近寄りやすい
好印象顔になれる♡

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このパーツの角にご用心!

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角張った眉

顔の印象を左右する眉。この眉こそ、最もメイクで“角”がつきやすいパーツ。角度をつけすぎたり、眉山をとがらせたり、眉頭を濃くしすぎると、きつく見えたり、強く見えるので注意。


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骨格が際立ちすぎな
シェーディングチーク

顔を小さく&立体的に見せようとして、影色をしっかり入れたり、チークを頬骨を削るように入れたり、ハイライトを広範囲に入れるのは、“角”を悪目立ちさせるモト。


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主張強すぎな
アイライン&まつ毛

くっきりしたアイライン、ばちっと上がったまつ毛も人との距離を生む“角”に。他のパーツとのコントラストがはっきりつくことで、派手な印象に捉えられやすい。


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きれいに整いすぎた
リップライン

唇の山や口角を強調したり、唇の輪郭をきっちり縁取ると、“角”が際立った主張の強い口もとに。さらに濃いリップを選んでしまうと、年齢がかなり高めな印象に見られやすいと心得て。


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せっかくメイクするなら
人から好かれる顔になって欲しい!

ヘア&メイクアップアーティスト 犬木 愛さん
ファッションとのトータルバランスを考えた、頑張りすぎない抜け感メイクが得意。マキアの人気メイクに常にランクイン。


メイクの角をとるだけで
人との距離感が縮まる

「子どもの頃から観覧車やスーパーボールなど、丸いものが好きでした。そもそも人って、本能的に丸いものに安心感や好感を持つ傾向があるんですよね。ほぼ全ての子どもがアンパンマンを好きなように(笑)。反対に鋭いものやとがっている“角”のあるものには、警戒しちゃうと思うんです」と犬木さん。でも実は、メイクで逆に角を作っているケースが多いという。

「リップをきれいに塗りすぎたり、角張った眉を描いたり、チークをしっかり効かせすぎると、途端にパーツのコントラストがくっきりして、“角”っぽく見えてしまいます。もちろん、エッセンスとして一部に“角”を効かせ、強さや洒落感を表現するのもひとつのテクニック。でも、私が作る顔には“人に愛されて欲しい”という願いがあるので、基本的に角をとるメイクを心がけています」


MAQUIA 12月号

撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/犬木 愛〈agee〉 スタイリスト/後藤仁子(モデル) モデル/絵美里 イラスト/沼田光太郎 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 構成/火箱奈央(MAQUIA)


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