「MAQUIA」8月号では、フリーアナウンサー宇垣美里さんと、話題の女子ユニット劇団雌猫さんの座談会を開催。マニアックに語り尽くした2019年上半期のコスメトレンドをお届けします。
(右から)
劇団雌猫 もぐもぐさん
宝塚、アイドル、2.5次元ミュージカル好き。スキンケアは百貨店で購入派。カラーものはプチプラを何色も買うのが楽しみ。
劇団雌猫 ひらりささん
BL、映画、舞台、アートなどを幅広く愛する。アラサーになってコスメ萌えに。百貨店コスメのほか、海外コスメも積極的に試す。
フリーアナウンサー 宇垣美里さん
TBSアナウンサーを経て独立。大学生になって美容に目覚め、コスメオタクに。見事なコスプレも披露し、話題になる。
劇団雌猫 ユッケさん
2.5次元ミュージカル、ジャニーズ、女子アイドル好き。コスメは主に百貨店で購入。韓国コスメもチェックしている。
劇団雌猫 かんさん
宝塚、サンリオ、女子アイドルオタク。たっぷり使いたい化粧水はプチプラ、その他は百貨店でじっくり説明を聞いて購入。
「劇団雌猫」とは?
平成元年生まれのオタク4人組。2016年にさまざまなジャンルのオタクが抱えるお財布事情を調査した同人誌『悪友 vol.1 浪費』を刊行し、話題に。書籍『だから私はメイクする』(柏書房刊)には宇垣美里さんへのインタビューも掲載。
好きな色を選べるカラフルメイクに注目
宇垣 メイクはカラフルなアイテムがたくさん出て、嬉しかった!
かん UZUのカラーライナーが本当に優秀。
ひらりさ そういえば、黄色のアイカラーが私の周りでは流行ってた。
宇垣 私はオレンジ、ピンクのアイカラーで、カラフルメイクを堪能してる。コスメの色設計が進化しているからだと思うけど、明るい色なのに肌なじみがよくて、使いやすいものが多いんだよね。
ユッケ 私はSUQQUのアイカラーパレットに一目惚れ。このピンクとグリーンの組み合わせが、すごくいいんだ~。
ひらりさ 本当、キレイ。でもグリーンとピンクって、どうやって組み合わせるの?
宇垣 上まぶたにグリーンで涙袋にピンクにすると、可愛いって聞いたよ♪
ユッケ うんうん。見た目よりシアーだから、意外となじむよ。
もぐもぐ 私はクレ・ド・ポー ボーテの口紅推し。これを塗るだけで、唇がすごくキレイに見えるの。
かん ツヤがキレイだね!
ひらりさ 一時期マットリップがたくさん出たけど、今年上半期はツヤリップが見事に復活したね。
宇垣 マットリップはかっこいいけど、唇のシワが目立ったり、しゃべりにくくなるものもあったり。私は職業柄、話しにくい口紅は基本的に敬遠しちゃう。
コスメを駆使してなりたい自分を表現
かん アナウンサーだと、やっぱりメイクに制限がありそう。
宇垣 でも、休日は好きなメイクができるし、4月からフリーになったから、仕事でも好きなテイストのメイクができるようになって、ますますコスメ選びが楽しくなってきた。
もぐもぐ コスメって、買うだけでストレス発散になるよね。お財布には厳しいけどやめられない(笑)。
ひらりさ 今日みたいに、コスメを通じていろんな人といろんな話ができるのも楽しい。こういう女性になりたいからこういうケアを頑張る、こんなメイクをしてるよって聞くと、その人の思想が見えてくる気が。
ユッケ 私は大好きな年下のアイドルから、「焼き肉おごってくれそう」と思われる女になりたい。
かん なにそれ⁉
ユッケ どこか抜け感のある女というか(笑)。今それで、赤リップを使って目元は盛らないメイクとか、いろいろ研究中。
かん 私はオフィスではすっぴんに近いんだけど、休日はバッチリメイク派。職場の人たちに内心「君たちは本当の私を知らないでしょう」っていうヒミツを楽しんでる。
宇垣 それいいー! 周りが自分に対して持っているイメージを裏切る楽しさってあるもんね。
もぐもぐ あー、それも一種のストレス発散かもしれない。
ユッケ そういえば少し前は「モテメイク」みたいな男子目線のメイクが主流だったけど、最近は好きな色を使って好きなメイクをしようっていうムードだよね。
宇垣 人に愛されるためにキレイになることも大事だけど、私は自分が一番好きな「私」でいたい。コスメはそれを叶えてくれるから、一生やめられないと思う。
Make-up BEST 4
劇団雌猫
レコメンド ベスコス
雌猫4人がこの上半期、夢中になったアイテムをピックアップ。トレンドばっちりおさえてます!
MAQUIA8月号
撮影/青柳理都子(人物) 久々江 満(物) ヘア&メイク/野口由佳、小松胡桃〈ROI〉 paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/立石和代 松島 茜〈io〉 取材・文/風間裕美子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA8月号☆好評発売中】