その人らしさが際立って可愛い。「MAQUIA」11月号から、千吉良さんが教える最強にナチュラルで可愛いメイクをご紹介します。
Rule
その人らしさが際立って、可愛い。
それが最強に
「ナチュラル」ということ!
「ない要素を無理に足すのではなく、ポテンシャルを引き出すから誰でも似合う。一つ一つを薄く塗る、エッジを作らずなじませる、ラインとマスカラは繊細に、の3ポイントで自分らしい可愛らしさが増大」
メイクはいつも、
その人を見てから決めます
「頭の中でシミュレーションするより、まずその日の服と顔を見てから、似合うメイクを探っていくのがいちばんの近道」
目力を生むキワの
インラインは目を閉じたら
見えないほど極細に
「メイク感がいちばん出るのがライン。自分の目の形にそって描けば怖くない」
まず上からキワを埋める
ライナーを筆に取る。筆を寝かしつつ、まつ毛の間に引く。
さらに下からキワ埋め
今度は筆を下からあてて、さらにまつ毛のキワを埋めていく。
「目力が欲しいから、色は断然黒!」。(上)カリグラフィー ドゥ シャネル 65 ¥4000/シャネル(11/18発売)(下)プロ ロングウェア フルイッドラインブラックトラック¥2500/M・A・C
ナチュラルを
壊すのはダマ。
ジグザグ塗り
なんて不要です
すっと塗りで繊細キレイ
マスカラをボトルの端でしごく。根元~毛先まですっと塗る。
コームでさらに繊細に
さらにコームで根元からとかしていけば、パーフェクト!
「不揃いに落ちているまつ毛は、ホットビューラーで1本ずつ上げて」。(右)ラッシュ クイーン ワンダーブラック 01 ¥5300/ヘレナ ルビンスタイン (左)まつげくるん回転コーム EH-SE60(オープン価格)/パナソニック
顔の中にエッジは残さない。
ゼッタイ。
「だからアイテムを混ぜることで質感をそろえて段差を作らない、また入れたらぼかすが鉄則」
ベースメイクもチークもアイメイクも、塗ったら輪郭部分をぼかす。
仕込みチークも目元カバーのお手製コンシーラーも、アイテムを混ぜて質感の段差を作らない。
ファンデーションは
熱心に叩き込む。
透明感も持ちもUP
「念入りにパッティングすることで、より肌と一体化しますよ。キレイなスポンジがお約束」
しっかりフィットさせる
ファンデーションを塗った後、中央を20回パッティング。
細部は指でぽんぽん
目のキワなどや小鼻、口角のキワなどは、指の腹で。
濃い色リップも『染め上げ塗り』
なら自分色に染められる
濃い色リップを全体に
濃い色リップを中央に塗り、ブラシで全体に塗り広げる。
色を唇に染める感覚
1枚に割いたティッシュで、軽く唇全体を押さえる。
再度、薄膜重ね塗り
再度リップを中央に。指の腹でぽんぽんと塗り広げていく。
見たままの色がマットに発色。にじまず、ヨレ知らず。クリニークポップ リキッドマット 05 ¥3200/クリニーク
MAQUIA11月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/後藤仁子 モデル/泉 里香 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 構成/木下理恵(MAQUIA)
【MAQUIA11月号☆好評発売中】