オフィスの華とまでいかなくても、好感度をもたれるお仕事顔はマスターしておきたい。神崎恵さんの手にかかれば聡明さや知性はもちろん、色気も漂うパーフェクトなオフィスメイクが完成! 「MAQUIA」4月号から、知的見えするオフィスメイクを紹介します。
毎日の時間を解いてみると、浮き出てくる人生の時間割。寝ている時間を省いてみると、1日のほとんどをしめているのが仕事やオフィスでの時間。仕事の形態はひとそれぞれだけれども、大半のひとがこの場所で多くの時間を過ごしていることになる。
出会いがない、いいことがない、毎日がつまらない。そう思っているなら、抜け出すカギはここにある。ただただ平坦で長いと感じているこの時間を、どんな自分でどう過ごし、どう「始まり」に繋げていくか。それにかかっている。その意識を変えるだけで、毎日が変わり、1週間が変わり、1年が変わり、運命が変わる。大袈裟ではなく、「出会い」や「いいこと」を運んでくるのは、いつだってこんなささいな意識の変換。『ここになんて、ここからなんてなんにもあるはずない』と思えてしまうところほど、面白いことや出会いが潜んでいたりする。
多種多様なひとがあふれるオフィス。ざらざらとした気持ちが満盈し、ともすればぴりぴり戦闘モードの緊迫感も漂う中、目指したいのはやわらかく聡明な女。目にしただけで心がほぐれるような、ざらついた気持ちがなめされるようなやさしさをもちつつも信頼できる安定感と強さをしっかり感じさせる、そんな女でいたい。
まず欲しいのは、賢さの象徴である深みのある骨格と眼差し。みずみずしさをたたえたハイライトクリームと、天然ものの奥行きを生むシェーディングクリームを纏うことで、遺伝子から出来のいい女と思わせることができる。そして、すっと引かれた漆黒のアイラインは強さだけでは終わらず、凛々しさを含んだ色気を生んでくれる。最強の組み合わせである知的さと色気。そんなメイクで1日を占めるこの時間を過ごすことができたら、毎日の中にころがっている「始まり」を力強く広げていくことができるはず。
MAQUIA4月号
モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/金谷章平 ヘア/津村佳奈〈Un ami〉 スタイリスト/川.加織 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA 4月号☆好評発売中】
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