『MAQUIA』11月号の表紙にのんさんが登場。クリーンでいてぐっと人を惹きつけるメイクを、ヘア&メイクアップアーティストの林 由香里さんが解説します。

【のんさん】「マキア」25年11月号の表紙メイクで使ったコスメを一挙ご紹介。リップの色と質感に注目!

のん

俳優

のんさん

1993年生まれ、兵庫県出身。 俳優、音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動。主演映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」受賞。公開待機作にABEMAオリジナルドラマ『MISS KING/ミス・キング』、映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』他。音楽活動では、3rdフルアルバム『Renarrate』リリース。

<今月の表紙メイク>
COVER LOOK

透明感溢れるオーラに、
ひとさじの“品格”を

ぱっと目に入るのは、印象的な目元。クリーンでいてぐっと人を惹きつける、ミルキーグリーンの使い方に注目。シンプルな“透明感メイク”に終わらない、リップの色と質感も鍵!

林 由香里

ヘア&メイクアップアーティスト

林 由香里さん

マキアをはじめ、各種メディアでひっぱりだこ。のんさんらしさは生かしつつ、新しい表情を引き出してくれた。

「のんさん自身の透明感のあるオーラは、絶対に生かしたかったんです」と話すのは、今回のヘア&メイクを担当してくれた林由香里さん。

「それを担うのは、ミルキーグリーンを差した目元。キワだけに中央のブラックをごく細く入れることで、適度な“重み”を加えたのがポイント」。

チークはヌーディなブラウン系をチョイス。「頬のやや下めに、余白を残して入れています。この余白が、のんさんの濁りのない美肌を引き立てるんです。

そして、最大の鍵とも言えるのが、リップ。王道ど真ん中の誰にでも似合う血色ピンクを選ぶことで、ピュアでヘルシーなメイクにぐっと大人の品格が宿ります。セミツヤ質感も上品な印象」

のん マキア 11月号 表紙メイク ディオールショウ サンク クルール 931

Eye-shadow
aをアイホール広めにのばしたら、bをチップ幅より少し細めに、上まぶたの黒目中央から目尻にかけて引く。さらに、上まぶたの黒目終わりから目尻のキワはcで引き締める。

aとdを混ぜ取り、下まぶたの目頭から目尻へ。さらに、下まぶたの目頭側3分の1にcを細くオン。eを目頭の鼻根あたりにぽんと置く。ディオールショウ サンク クルール 931 ¥11550(限定品)/パルファン・クリスチャン・ディオール

のん マキア 11月号 表紙メイク ファシオ ウルトラ WP マスカラ(カール) 03 ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー BR-2

Mascara&Eyebrow

2のマスカラは上まつ毛のみにオン。透明感のある黒をチョイス。ファシオ ウルトラ WP マスカラ(カール) 03 ¥1320(編集部調べ)、1のやや明るめのナチュラルブラウンで、眉の色をさりげなくトーンアップ。軽やかさを後押し。ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー BR-2 ¥1100(編集部調べ)/コーセー

のん マキア 11月号 表紙メイク NARS ブラッシュ N 957

Cheek
サテン質感が美しい、血色を感じさせるニュートラルブラウン。頬骨の少し下あたりから放射状に、ささっとなじませて。頬骨に色をのせないことで肌の美しさを引き立てつつ、自然な血色感でヘルシーな印象に。NARS ブラッシュ N 957 ¥5060/NARS JAPAN

のん マキア 11月号 表紙メイク カネボウ ルージュスターブリーズ B102

Lip
やわらかなセミマット質感が美しい、赤みを感じさせるピンク。塗る前にコンシーラーで軽く唇の色を消してから、全体に直塗り。縁を軽く指でぼかすことで、まろやかで上品な印象に。カネボウ ルージュスターブリーズ B102 ¥4620/カネボウインターナショナルDiv.

MAQUIA 11月号

撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/町野泉美 モデル/のん 構成・文/吉田百合(MAQUIA)


ドレス¥66220/EMME Co., Ltd(ELAINE HERSBY)、ネックレス¥15400、左耳上イヤーカフ¥11000、左耳下イヤーカフ¥11550/Soierie


※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

公開日:

MAQUIA書影

MAQUIA2025年11月21日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「この冬、私は〇〇買い」。通常版の表紙は田中みな実さんです。

ネット書店での購入

share