『MAQUIA』11月号の表紙にのんさんが登場。クリーンでいてぐっと人を惹きつけるメイクを、ヘア&メイクアップアーティストの林 由香里さんが解説します。


1993年生まれ、兵庫県出身。 俳優、音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動。主演映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」受賞。公開待機作にABEMAオリジナルドラマ『MISS KING/ミス・キング』、映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』他。音楽活動では、3rdフルアルバム『Renarrate』リリース。
<今月の表紙メイク>
COVER LOOK
透明感溢れるオーラに、
ひとさじの“品格”を
ぱっと目に入るのは、印象的な目元。クリーンでいてぐっと人を惹きつける、ミルキーグリーンの使い方に注目。シンプルな“透明感メイク”に終わらない、リップの色と質感も鍵!
「のんさん自身の透明感のあるオーラは、絶対に生かしたかったんです」と話すのは、今回のヘア&メイクを担当してくれた林由香里さん。
「それを担うのは、ミルキーグリーンを差した目元。キワだけに中央のブラックをごく細く入れることで、適度な“重み”を加えたのがポイント」。
チークはヌーディなブラウン系をチョイス。「頬のやや下めに、余白を残して入れています。この余白が、のんさんの濁りのない美肌を引き立てるんです。
そして、最大の鍵とも言えるのが、リップ。王道ど真ん中の誰にでも似合う血色ピンクを選ぶことで、ピュアでヘルシーなメイクにぐっと大人の品格が宿ります。セミツヤ質感も上品な印象」

Eye-shadow
aをアイホール広めにのばしたら、bをチップ幅より少し細めに、上まぶたの黒目中央から目尻にかけて引く。さらに、上まぶたの黒目終わりから目尻のキワはcで引き締める。
aとdを混ぜ取り、下まぶたの目頭から目尻へ。さらに、下まぶたの目頭側3分の1にcを細くオン。eを目頭の鼻根あたりにぽんと置く。ディオールショウ サンク クルール 931 ¥11550(限定品)/パルファン・クリスチャン・ディオール

Mascara&Eyebrow
2のマスカラは上まつ毛のみにオン。透明感のある黒をチョイス。ファシオ ウルトラ WP マスカラ(カール) 03 ¥1320(編集部調べ)、1のやや明るめのナチュラルブラウンで、眉の色をさりげなくトーンアップ。軽やかさを後押し。ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー BR-2 ¥1100(編集部調べ)/コーセー

Cheek
サテン質感が美しい、血色を感じさせるニュートラルブラウン。頬骨の少し下あたりから放射状に、ささっとなじませて。頬骨に色をのせないことで肌の美しさを引き立てつつ、自然な血色感でヘルシーな印象に。NARS ブラッシュ N 957 ¥5060/NARS JAPAN

Lip
やわらかなセミマット質感が美しい、赤みを感じさせるピンク。塗る前にコンシーラーで軽く唇の色を消してから、全体に直塗り。縁を軽く指でぼかすことで、まろやかで上品な印象に。カネボウ ルージュスターブリーズ B102 ¥4620/カネボウインターナショナルDiv.
MAQUIA 11月号
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/町野泉美 モデル/のん 構成・文/吉田百合(MAQUIA)
ドレス¥66220/EMME Co., Ltd(ELAINE HERSBY)、ネックレス¥15400、左耳上イヤーカフ¥11000、左耳下イヤーカフ¥11550/Soierie
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
公開日:



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