『MAQUIA』10月号の表紙に戸田恵梨香さんが登場。抜け感と華やぎを両立するリップコンシャスメイクを、メイクアップアーティストのHaruka Tazakiさんが解説します。


1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。俳優としてデビューして以来、数々の話題作に出演。代表作にドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』(2018年)、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(2019年)、映画『母性』(2022年)などがある。2018年からランコムの日本ミューズを務め、ブランドの世界観を発信している。
<今月の表紙メイク>COVER LOOK
抜け感と華やぎを両立する
リップコンシャスメイク
美しい白のドレスを引き立てるのは、秋の空気を感じさせる深いブラウンレッドの唇。ぱっと印象的なのにどこか軽やかなバランス、ぜひ参考に。
潔いショートヘアに、眩いばかりの白ドレスが美しい戸田恵梨香さん。メイクを担当したHaruka Tazakiさんは、今回のメイクのポイントを「リップに置きました」と語ります。
「深みのあるリップを主役にしながらも、“メイクしました感”を出しすぎない絶妙な抜け感を意識。ポイントは、リップを外側から内側へ塗り広げること。輪郭は立体感がありつつ、中央に向かって色が薄くグラデーションになることで軽やかさも演出できます。一方、唇に存在感があるので、目元はレスに。とはいえ立体感は出したいので、温かみのあるテラコッタオレンジでさりげない“色の影”を潜ませるのがポイント。仕上げのチークも、あくまで薄く、広く。このメリハリが鍵です」

Eye-shadow
今回はリップを主役にしたいので、あえて上まぶたには何も塗らないのが、程よいこなれ感を演出するポイント。下まぶたのみ、パレットAを全体に。目頭側にもくの字に入れてさりげない“色の陰影”をプラスして。アイラインは、ブラウン系を上まぶたインラインに。黒マスカラはさらりと、上まつ毛だけにのせて仕上げる。
イプノ パレット 19 ¥9020/ランコム

Cheek
チークはお粉をのせるようなイメージで大きめのパウダーブラシに取り、頬全体にふわりとのせる。さりげないコーラル系の血色感を広くまとうことで、“メイクしました感”を出さずにトーンアップが叶う。
ブラッシュ スプティル SH03 ¥6930/ランコム

Lip
1のリップライナーで、上下ともややオーバーめに唇の輪郭を描く。
イドル リップ ライナー 60 ¥4070
2のリップをフラットなリップブラシに取り、外側から中央に向かって塗り広げていく。内側を薄くすることで、立体感はありつつも自然な抜け感が出る。
ラプソリュ ルージュ インティマット N 313 ¥5610/ランコム
MAQUIA 10月号
撮影/KINYA ヘア/KENICHI〈SENSE OF HUMOUR〉 メイク/Haruka Tazaki〈H studio〉 スタイリスト/影山蓉子〈eight peace〉 モデル/戸田恵梨香 構成・文/吉田百合(MAQUIA)
ホルターネックドレス¥737000、ピアス¥132000/グッチ
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
公開日:


































































































