『MAQUIA』2月号の表紙に齋藤飛鳥さんが登場。ドレス映えな赤リップを主役に“ほど甘”なニュアンスを添えたメイクを、メイクアップアーティストの中野明海さんが解説します。


さいとう あすか●1998年8月10日生まれ、東京都出身。乃木坂46の活動を2022年年末に終了。俳優、モデルなど多方面で活躍。現在、Prime Video世界独占配信ドラマ『【推しの子】』と、現在公開中の映画『【推しの子】-The Final Act-』にて、伝説のアイドル・アイ役を演じる。MCを務めるテレビ朝日系『ハマスカ放送部』も放送中。
<今月の表紙メイク>COVER LOOK
ドレス映えな赤リップを主役に
“ほど甘”なニュアンスを添えて
華やかな赤ドレスに、存在感たっぷりな赤リップを合わせて。インパクトのある強めのリップメイクも、アイラインやチークに柔らかさを加えることで程よい甘さを感じさせ、絶妙なバランスに。
その人がもつ美と愛らしさを引き出すメイクは、多くのアーティストや俳優を魅了。“大人可愛い”メイクの第一人者。
「真っ赤なドレスに引けを取らない、インパクトのあるリップが主役」と語るのは、ヘア&メイクの中野明海さん。「リップに彩度の高い赤を選ぶことで、まるでジュエリーのように存在感を纏えます」。赤リップが華やかな分、他のパーツでバランスを取るのも大事。「目元を黒のリキッドライナーで締めてしまうのは、トゥーマッチ。グレーのシャドウラインでニュアンス程度に締めることで、可愛らしさを引き立てるとともに、アンニュイなムードも演出」するそう。また、広範囲に入れたピンクチークもポイント。「こめかみまでピンクのニュアンスを入れることで、ふわっと柔らかなオーラを纏うピンクみを帯びた肌になれます」

Eye-shadow
Aのグレージュをアイホール広め、下まぶた全体にはDを広げて立体的に。目のキワにはBでラインを引く。柔らかなシャドウラインがポイント。目頭にはCをハイライト的に入れ、メリハリ感を演出。アディクション ザ アイシャドウ パレット + “サイレンスト セレニティ” 101 ¥6820/アディクション ビューティ(1/10限定発売)

Lip
リップはクラシカルなレッドをチョイス。そのまま唇に直塗りをして、しっかり発色させる。オーバーに塗り、唇の印象を強めて。NARS エクスプリシット リップスティック 863 ¥5280(セット価格)/NARS JAPAN

Cheek
大きめのブラシに1を取り、頬の高い位置からこめかみへ。2のチークは左側の一番濃いピンクをブラシに取り、頬骨の内側に入れる。1 NARS ブラッシュ N 903 ¥5060/NARS JAPAN(1/8限定発売) 2トランスフィア ブラッシュ 01 ¥5940/エスト
MAQUIA 2月号
撮影/三瓶康友(モデル) 三浦 晴(物) ヘア&メイク/中野明海 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/齋藤飛鳥 取材・文/谷口絵美 構成/吉田百合(MAQUIA)
ドレス¥1883200、“ドロップ”ネックレス¥4290000(麻布台ヒルズ先行)/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
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