【MAQUIA美容100シリーズ】落ちないメイク100問100答

A できる！
（Georgeさん、長井さん、マミ様）
3人とも可能とアンサー。「自分自身のインスタライブのとき、ベースは絶対に崩しません。ここでご紹介するテクニックを丁寧に実践すれば、きっと実感できるはず」（Georgeさん）

A テク×アイテムのチョイスも重要
「テクは大前提。目指す肌に合ったアイテムを選ぶことで完璧に」（Georgeさん）。「肌は常に変化します。ベタつくなら油分を抑える、乾くなら徹底的に潤すなど、状態に合わせて工夫を」（マミ様）

A 水スポンジでトントンと密着させる
「FDを肌にピタッと密着させるため、湿らせたスポンジでトントンとタッピング。水スポンジは乾きも早いので、とにかく手早く仕上げるのがコツ」（長井さん）　

A 皮脂崩れ防止下地を使うのが一番！
「崩れやすいTゾーンや小鼻には専用下地を仕込んでおき、土台から準備を」（Georgeさん）

A ブラシで押し込むようになじませて
「おすすめはブラシづけ。細部は小さめのブラシで押し込んでいくイメージ。広い面は大きめブラシを垂直に当て、お菓子の仕上げにシュガーをさーっとまぶすように、ごく軽〜くのせるとツヤもUP」（マミ様）

A プリマヴィスタの皮脂崩れ防止下地 ＋クレ・ド・ポーのクッションFD
「下地で毛穴の凹凸をフラットに整えてから、FDを水スポンジで密着させると驚くほどサラッと！」

A メイクアップフォーエバーの下地＋ランコムのクッションFD
「下地もFDも、薄膜が肌にぴたーっと吸いついてヨレ知らず。この薄膜感が崩れないための重要ポイントです」

A ローラ メルシエのブラーリング下地 ＋クレ・ド・ポーの下地の重ねづけ
「仕込みが肝心。下地のW使いによる適材適所の働きで、しっとり潤いつつもテカリや崩れを寄せつけません」

崩れないメイクの要望に応えるフィックスミストをセレクト。その使用感を、肌質の異なる編集部員が試した結果をお届けします！

A マキアージュ ドラマティックミスト EX
「メイク持ちが抜群でツヤも消さない仕上がり。きりっと仕事モードになれる香りも好き」（横山）。60ml ￥1760（編集部調べ）

A クラランス フィックス メイクアップ
「気温が高い日も汚く崩れたりせず、信頼感はピカイチ。摘みたてローズの香りもフレッシュ」（萩原）。50ml ￥4400

A オサジ ニュアンス スキン フィックスミスト
「たっぷりの潤いを与えながらメイクキープ。涼感のあるクリアな香りも素敵」（萩原）。Yuusuzumi 50ml ￥2420／OSAJI

A タイムシークレット フィックスミスト　コラーゲン
「肌にハリをもたらす成分を配合。肌コンディションもメイク持ちもキープできるのでお得感も」（吉田）。60g ￥1760／msh

A RMK コンディショニング フィックスミスト
「潤い力がとにかく優秀。香りも心地よく、こまめにふわっと纏いたくなる」（吉田）。50ml ￥3300／RMK Division（6/3発売）

A コーセー メイク キープ ミスト EX
「キープ力が高く、FDがマスクについたとしても極少量。コスパも優秀」（萩原）。85ml ￥1320（編集部調べ）／コーセーコスメニエンス

A ディオールスキン フォーエヴァー メイクアップ フィックス ミスト
「ミクロ状のミストがツヤもキープ。乾燥感がいっさいなし」（横山）。100ml ￥4950／パルファン・クリスチャン・ディオール

A セザンヌ 毛穴レスパウダー
「このパウダーを仕込んでおいたら、汗をかいてもメイクがヨレなくて驚いた！」（萩原）。￥748／セザンヌ化粧品

A NARS ライトリフレクティング セッティングパウダー プレスト N
「溶け込むように肌になじんで、ラスティング力がイイ感じ。キメも整う印象」（吉田）。5894 ￥5500／NARS JAPAN

A ローラ メルシエ トランスルーセント ルース セッティング パウダー トーンアップ ローズ
「粉感がなく、つけている気がしないのに明るい肌が続く。乾燥感がないのもイイ」（横山）。￥5280／ローラ メルシエ ジャパン

A エチュード シーバムコントロール ブラーパクト
「乾かないし、額や鼻のテカリも感じない。ファンデとしても十分な補正力」（萩原）。￥1430

A イプサ フェイスパウダー アルティメイト
「表面はサラッとするのに乾燥感がなくて嬉しい！　最初は少し白いけど、すぐ透明に変わります」（横山）。SPF15･PA++ ￥9900

A キャンメイク オイルブロック ミネラルパウダー
「額がさらりとして、FDもマスクにつきにくかった。」（萩原）。C01 SPF16･PA++ ￥748／井田ラボラトリーズ（5/31発売）

A トランスルーセント セッティングパウダー
「ふわりと肌に溶け込んで、ほどよくツヤ感が残る。持ち歩きに便利なブラシつきも◎」（吉田）。￥5500／コスメデコルテ

A リキッド＞ペンシル＞パウダー
「消えにくいのはリキッド。次にペンシル、粉をふんわりとのせるパウダーは一番弱い」（長井さん）。「経験上、リキッドが圧倒的に落ちません」（Georgeさん）。そのうえで、肌質によっても多少の差があるよう。「乾燥肌ならリキッドがベストですが、オイリー肌にはペンシルやパウダーがおすすめです」（マミ様）

A スクリューブラシで下ごしらえ。アイテムの酸化にも要注意
「スクリューブラシで余分なFDやフェイスパウダーをオフ。またペンシルの先やパウダーが固まっていたら注意を！」（マミ様）

A スクリューブラシを押しつけて「しみしみ」させる！
「仕上げにスクリューブラシを垂直に押しつけて、ギュギュッと染み込ませるように。このひと手間で持ちが激変」（長井さん）

A 毛穴埋め下地→パウダー→リキッドで完璧！
「皮脂崩れ対策下地を毛のないところになじませたら（1）、ブラシでフェイスパウダーを毛の中に入れ込みます（2）。最後にリキッドで埋めるように描けば（3）OK」（Georgeさん）

A パウダーを毛の中に押しこむイメージで
「粉飛びするのは表面に粉がのっかっているだけだから。〝のせる”のではなく、毛の下に粉を入れ込むこと」（長井さん）

A 下地→マスカラ→トップコートの順で塗る。ただし、それぞれ乾くまで待つべし！！
「まつ毛は湿り気ゼロの状態に整えておくことが大前提。そのうえで下地、マスカラ、トップコートと3層構造にすると崩れません。ただし、それぞれきっちり乾いてから重ねて。乾くまで待つのがすっごく大事！」（長井さん）

A キワにもフェイスパウダーを
「目元が湿っているとヨレやすく。ブラシでまぶた（1）や目のキワ（2）にフェイスパウダーをのせて、サラサラの状態に整えて」（長井さん）

A 伏し目でしばし休憩……
「特に一重や奥二重の人は、まぶたの重みでマスカラがヨレがち。マスカラを塗ったら、まぶたがかぶらないように少しの間伏し目でキープ」（長井さん）

A ヒロインメイクのリムーバーが超使えます
（Georgeさん）

A 無理にカールアップさせないでアイラインと一体化させてニュアンスを楽しんで
「落ちやすいなら逆転の発想もあり。無理にカールキープにこだわらず、あえてアイラインと一体化させてニュアンスを楽しんでみては？」（マミ様）

A 上から塗って、下からも塗って、5秒キープ！
「マスカラはまつ毛の上からも下からもしっかり塗ること。カールの持ちが、全然違いますよ」（Georgeさん）

A 横に引かずに垂直にのせて
「筆やペン先を横に動かすのではなく、まぶたに対して垂直に当てるのがコツ。ラメを置くようなイメージで」（マミ様）

A ラインを描いたらパウダーでシールド
「リキッドでもペンシルでも、ラインを描いた上にパウダーアイシャドウをのせるとにじみにくくなります」（Georgeさん）

A 粘膜の濡れているところは消えてしまって当たり前
「粘膜は常に濡れているので、ラインは長持ちしません。まつ毛の間を埋めるラインに切り替えて」（長井さん）

A アイメイクベースの投入を
「アイメイク専用のプライマーを使えば、クリームシャドウだろうがパウダータイプだろうがヨレずにピタッとフィット。保湿もできるし、一石二鳥ですよ！」（マミ様）

A チップで圧をかければ解決
「まぶたにラメをのせたら、チップで軽く圧をかけてみて。あとは、ベースメイクのとき上まぶただけフェイスパウダーの量を減らして湿度を残すと、ラメが密着します」（長井さん）

A チップ＋ブラシがベター
「指って、実は色残りしてほしいキワには色をのせづらいんです。まずチップでしっかり色をのせて、それからブラシで色を重ねると持ちがぐんとよくなりますよ」（Georgeさん）

A アイシャドウベースとフェイスパウダーのW使いを
「クリームタイプのアイシャドウベースを唇全体につけてから（1）、マットリップを直塗り（2）。ティッシュで押さえ、さらにブラシで唇の輪郭にフェイスパウダーをのせてサラサラにする（3）と完璧」（Georgeさん）

A 少しおいてからティッシュオフしてみて
「時間が大事。まずリップを唇の内側に塗ったら、1分ほど色を定着させるように放置してからティッシュオフ。その後、再度薄く色を重ねて」（Georgeさん）

A ソワソワ＆ムニムニづけで密着度をアップさせて
「チップを最初に置いたところが濃くムラになるので、力を抜いてソワソワッと塗る（1）。次に上下の唇を合わせてムニムニさせれば（2）均一に」（長井さん）

A 薄づきでグロッシーな最新アイテムを選んで
「ぼてっと厚みのあるグロスは、マスクにつきやすいもの。薄く塗っても光の拡散効果でツヤが出る、最先端のグロスを選ぶのがおすすめです」（マミ様）

A そこはリップコートに頼る！（Georgeさん）

A ブラシで“ムニッと押しづけ”がコツ
「まず、ブラシをムニッと押し当てるように圧をかけてパウダーチークを定着。チークの境目をブラシでさっと払えば、ふわっと落ちにくい血色感のできあがり」（長井さん）

A 小さめブラシでチョンチョン重ねて
「大きいブラシで一気に、ではなく、小さめブラシで少しずつ色を重ねて」（Georgeさん）。「レストランのトイレなどでお直しすると、暗くて色をつけすぎることも。照明にも注意を」（マミ様）

A つけかたに問題あり！左右同時につけましょう
「正面に置いた鏡を見ながら、両手の人さし指と中指で、左右同時に、同じ方向に色をトントンとなじませてみて。左右同時進行にすれば、差はなくなるはず」（Georgeさん）

MAQUIA 2022年7月号
撮影／岩谷優一〈vale.〉（モデル）　河野 望（物）　ヘア＆メイク／George　長井かおり　Mien〈Lila〉　メイク監修／瀬戸麻実　スタイリスト／上田みのり　モデル／稲垣莉生　取材・文／風間裕美子　轟木あずさ　構成／吉田百合（MAQUIA）

※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。