日本のみならずアジア各地で熱狂的な人気を誇る、Bright、Win、Dew、Naniによるファンイベントのアジアツアー『Shooting Star Asia Tour』。ラストの韓国公演を目前に控える中、2023年3/18(土)、19(日)の2日間、ぴあアリーナMMにて待望の日本公演が行われた。
4人揃っての来日は、昨年夏のGMMTVファンイベント『GMMTV FAN FEST 2022 LIVE IN JAPAN』以来。その際もレポートをしたマキアが、今回も全力で(生中継が入らなかった)1日目の模様をお伝え!
初めて声に出して「好き!」を叫べる日
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
2021年、アジア各国で配信が始まったドラマ『F4 Thailand:BOYS OVER FLOWERS(タイ版『花より男子』)』に登場するグループ「F4」として活動を続けてきた彼ら。既に『2gether』で爆発的な人気を得ていたBrightとWinに、オーディションで選ばれたDewとNaniが加わり、まさに最強の4人組として、ドラマ撮影後もイベントやライブなどで活動を共にしてきた。
4人としての来日は今回が初であり、かつファン念願の「声出し応援OK」なライブ。昨夏の来日時は、感染症対策として声出しNGだったため、想いを声に乗せて伝えるのは日本のファンにとっては初めてとなる。
そんなソワソワした雰囲気が会場を包む中、ドラマの挿入歌である『Who am I』を歌いながら、ついに4人がステージに登場!
繊細でミステリアスな美しさを持つNaniの、心の温かさ
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
歌唱後、皆がそれぞれ日本語での挨拶と、お仕事の近況などを話してくれた後、早々にソロライブのパートがスタート。
まずはNaniが『BEST LIFE』を熱唱。セクシーなラップも披露してくれた後、「僕の友だちの曲です」と言って歌い出したのは、なんとBrightの『GoodTime』。Naniならではの甘く優しい歌声で、この曲の新たな魅力を引き出してくれた。歌い終わった後、ガチガチの緊張から解き放たれ、心からホッとしたような表情で「この景色が見たかったんです」と語ったNani。会場全体が、(本人が好きな色という)ピンクのペンライトと声援に包まれる温かい空間に。
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
末っ子で王子様。リアルに恋落ちしそうなDewの魅力
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
続いてはDewのパートへ。190㎝と4人の中で一番の長身でありつつ、末っ子でもある彼。ドラマの劇中歌である『In the Wind』、そしてライブで披露するのは初めて、という『You mean the world』を熱唱。昨夏よりも心なしか力強くなった歌声を響かせてくれた。
まるで王子様のようなソフトな佇まいと、トークの端々で見せるThe・末っ子な可愛らしさの両立が魅力的なDew。今年、日本のドラマ『リッチマン、プアウーマン』のリメイク版で主役を演じる予定も。今後もますます目が離せない。
ここで一旦、ゲームコーナーへ。水を入れたペットボトルをくるっと回して立たせる、タイではポピュラーだというゲーム「Battle Bottle Flip!」で、Bright&Dew対Win&Naniのチームが対戦。「小さい頃こればっかりやっていたので得意」と言っていたDewがNaniに負けてしまったり、拮抗しすぎてなかなか試合の終わらないBrightとWinなど、4人の可愛らしさが堪能できるコーナーに。
最強美肌の沼・Winの歌う名曲に思わず涙が
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
そしてお待ち兼ねのソロライブ後半戦がスタート。まず登場したWinが歌い始めたのは、最新シングルであり、実はBrightがproject advisorでもある『One More Chance』。切なくも可愛らしい曲を歌い上げるWin。彼が笑うと、会場のあちらこちらから「可愛い…」という呟きが(笑)。
そして2曲目、「日本の皆さんの前で歌うのは初めてです。一緒に声を出してくださいね」とWinが語り始まったのが、ドラマ『Still 2gether』の劇中歌でもあった『君じゃなきゃ(原題:Kon Nun Tong Pen Tur)』。彼自身度々インタビューで、格別に思い入れがある、と語っているこの曲は、ファンの間でも特に人気が高い。ドラマ放映から実に3年越しでこの曲を生で聴き、そして共に歌えて涙ぐむ人の姿も多く見られた。
Brightと一緒に『together』と歌える喜び
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
ラストはBright。最近、特に音楽活動に力を入れている彼。多くの楽曲を持つ中、流れてきたのは先日リリースされたばかりの『Saturday Night』。ハッピーな恋愛の真っ最中を思わせるキュートな曲調に、聴いているだけでも笑顔に。
ソロライブのラストとなる2曲目は、昨夏ライブのオーラスでも歌われた『2gether』の主題歌『Kan Goo』。前回は出演者全員で歌ってくれたが、『2gether』ファンの一部に「国歌」とも言われ愛され続けているこの曲を、私たちが声を出してBright本人と一緒に歌える機会は今日が初めて。スクリーンにはドラマを思わせるイラストも映し出され、会場全体が歓喜に包まれた。
会場中がどら焼きを買いたくなったトークコーナー
Bright (C)GMMTV/PIA/tv Asahi
Win (C)GMMTV/PIA/tv Asahi
ライブパートの後は、司会のテレビ朝日・草薙アナから出されたお題に、一番相応しい人を指さし合う、という「指さしトーク」コーナーがスタート。
「一番優しいのは?」の質問は、本人以外の3人がNaniを指さし。「一番几帳面なのは?」に多く指名されたのはWin。続く「一番グルメなのは?」の問いには、本人を含め(笑)全員がWinを選ぶ展開に。
「Naniが怒っているのを見たことがない」「Dewは僕らのちっちゃい弟だから、まず彼の食べたいものを頼むんです」「Winはさっき、スタンバイ中でも『(おいしくて気に入ったので)まだどら焼き食べたいな〜』と言ってた」など、リーダー的存在のBrightから発せられる彼らの素顔がとても微笑ましい一幕に。
4600kmをゼロ距離にしてくれた、私たちのShootingStar
Dew (C)GMMTV/PIA/tv Asahi
Win (C)GMMTV/PIA/tv Asahi
そんな4人の仲の良さが伝わってくるトークも束の間、それぞれから締めとなる最後のメッセージが。各々が挨拶をする中、Brightから突如「前回は花道がありましたが、今回は少しファンとの距離が遠いような気がします。少し近くに行ってもいいですか?」との発言があり、俄然ざわつく場内。
すると他国では現れなかったトロッコが舞台袖から登場し、会場ではこの日一番の大きな歓声(悲鳴?)が。ラストソングの『Shooting Star』はアリーナ外周を移動しながらの披露で、しかもこの時間、観客の撮影がOKに! 今までになく近い距離で彼らに手を振り、愛を叫びながら、その光景をスマホに収めるという幸せな時間で、1日目の舞台は幕を閉じた。
(C)GMMTV/PIA/tv Asahi
続く19日の公演も終了し、2日間で約15000人の観客を沸かせた彼ら。Shooting Starというタイトル通り、星と夜空に溢れる演出で来場者に幸せな時間をプレゼントしてくれた。
俳優たちの抜群のスタイルと美しさ、ファンの声に涙するような真摯な態度や作品への熱意、また仲間やスタッフとの仲の良さ。そしてこうしたことが、日々SNSを通して発信されているという距離の近さ。これらがタイ沼にハマる要素の一部でもあるが、加えて来日の機会がグッと増え、実際に会えるチャンスもより多くなった。
BrightとWinは、6月に「Side by Side Concert Tour in JAPAN」の開催が決定。話題作に出演が続くDewとNaniにも、きっとまた直接想いを伝えられる機会が来るはずだ。そのパワーや美を見るたびに、応援する私たちも肌がツヤめいていく気にすらなれる。そんな美のミナモトである彼らを、マキアはこれからも応援していきます!