ビューティの世界においては、年齢を重ねることがアドバンテージになる面がたくさん。年とともに美しくなっていくお二人が語る、エイジングとの正しい向き合い方とは?

神崎 恵×MEGUMIの豪華タッグが実現。エイジングこそ美容の醍醐味_1

歳を重ねるほど、私たちはより強く美しくなれる
賢く楽しく! 始めよう、エイジングケア

教えていただいたのは…
MEGUMIさん

 

MEGUMIさん

積み重ねこそが大切だから
美容の旅をスタートするのは
早ければ早いほどいい!

「私は美容を本格的に始めたのが遅く、エイジングが進んだ肌を復旧するまでにすごく時間がかかったんです。いい状態からケアを積み重ねれば変化が出やすく、60代になった時もより美しくいられると思うので、早く始めることはとても大切。まずはシンプルなものから取り入れてみて」

私の中でエイジングは前向きなもの。
ケアを通して、自分だけの美しさを
育てることを楽しんでいます

「健康面など留意すべきことはたくさんあるけれど、私自身はエイジングに大きな価値を感じているんです。自分がどうありたいかを考えながらケアを続けることで、魅せ所が少しずつ出来上がっていく。そうやって時間を重ねる中で、ようやく“私らしさ”が完成してきた気がしています」

神崎恵さん、MEGUMIさんのツーショット

エイジングケアは自分を奮い立たせるためのもの

神崎(以下:神) 私が若い頃は、スキンケアの情報が少ない時代で。当時もっと知識があれば、今の肌状態が変わっていたかも。今は優秀なコスメや情報が世に溢れているから、これからの世代は肌が歳をとることを忘れるかもしれないですね。
MEGUMI(以下:M) 私もグラビア時代は日焼け肌ブームの全盛期。肌が強かったのでケアを疎かにしていたら、20代後半にシワやたるみが噴出して。そこからいいと言われる美容を片っ端から試したのですが、15年ほど経った今、“肌って本当に変わるんだ”と実感しています。
 “MEGUMIさんの美しさが爆上がりした!”って、私の周りでもすごく話題になったんですよ。
M 嬉しい〜。自分しか変化に気づかない時期が何年も続いたけれど、コツコツ継続していたら徐々に周りの方たちが反応してくださって。結局、美容って積み重ねなんですよね。
 お仕事や子育てで忙しい中でも継続されていた点が素晴らしい!
M 最初は“老けた”という意見への対抗心でしたが(笑)、続けるうちに目的が変わってきたんです。最近は、自分を奮い立たせて仕事でいいパフォーマンスをするためのアイテムとして美容を活用しています。
 若さは人生の過程で徐々に消えていくものだから、そこに重きを置く必要はないと思う。私自身も、今は美容をする理由が“今日の自分、なんかいいぞ♪”とモチベーションを上げることにシフト。昔とは関わり方が変わってきたなと感じます。

神崎恵さん

美意識や生き方の選択が作品となって顔に表れる

 老いは誰にとっても当たり前のこと。そうやって、適度な諦めを持つ柔軟さも必要ですよね。見た目に関して美容はすごく力になってくれるけれど、その前提を忘れてしまうと主導権を乗っ取られちゃう。
M そうなると、いくらお手入れしても表情がキツかったり、悲しそうに見えたり。35歳を過ぎると、顔にすべてが透けて出てしまうから恐ろしい。その点、神崎さんは乗っ取られることなく美容を楽しんでいらっしゃる感じが伝わってきます。
 それはきっと、どこかしらにちゃんとエイジングが見えているからだと思います。シミやシワが一切ない、張り付いた顔にはなりたくない。外見はいくらでも変えられる時代だからこそ、その人の美意識が作品として顔に表れるんじゃないかな。
M 生き方の選択が出ますよね。

MEGUMIさん

MAQUIA6月号
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/加藤 恵(MEGUMIさん分) ヘア/工藤由佳〈Un ami omotesando〉(神崎さん分) スタイリスト/ミク(MEGUMIさん分) 石関靖子(神崎さん分) 取材・文/真島絵麻里 構成/火箱奈央(MAQUIA)

最終更新日:

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