自分で自分をケアしなければ疲れが溜まって“陰の方向”へ転がってしまいがちな時代。そんな中で、神崎 恵さんが気づいた体と心のあり方とは?
神崎 恵presents
体を整えて手に入れた4つのギフト
体を整えるようになったら心も整った。だから今、無敵!
「うちの6歳の息子を見ていると、むちむちしてるのに肩甲骨は出ているんですよね。そういう観点から見ると、体の美しさって“太る”、“太らない”の話じゃなく、結局は筋肉と骨の話なんだなと思わされます。実は昨年、トレーニングをやりすぎて、かりっとした体になってしまったんです。だからといって安易に食事量を増やすと肩甲骨が埋もれてしまうし……。そうやって客観性を失わないように、多角的に見極めながら体を整えるので、当然難しさにも直面します。でも、運動も筋トレも『いいことしかない!』と今は言い切れる。単純にボディラインが整うだけでなく健康な心と体になれるし、それをキープできればどんなことも跳ね返せると思えるようになって、私生活も仕事もゴールが明確に。自尊心も高まり、自分の中にある小さな変化にきちんと向き合って育んでいく、そんな根気も養われました。同時に思考もぐっとシンプルに。何かを決断すべきときにも余計な邪念を抱かなくなり、楽になれた気がします。頑張ったことを無駄にしないようにと生活習慣全般も見直して……。エステに行ったあとの美意識向上マインドが毎日続くという感じかな。視線や表情にも、それはきっと出ますよね。
景気やコロナ、SNS疲れなど、自分で自分をケアしなければ疲れが溜まって“陰の方向”へ転がってしまいがちな時代。その受け皿になるのはメンタルの健康に尽きる。誰かに頼るのもいいけれど、自分自身で解決できる強さを養うことができたら、無敵。その指標は、元気な体であり筋肉だと思うんです。誰かのためじゃなく、自分のための体と心を大切にしたいから、私はこれからもずっと、トレーニングをはじめ、“体を整えること”を続けていきたい。そう思っています」
メンタルヘルス=筋肉=自尊心♡
MAQUIA 6月号
撮影/柴田フミコ(モデル) ヘア/shuco〈3rd〉 スタイリスト/石関靖子 メイク&モデル/神崎 恵 取材・文/通山奈津子 構成/吉田百合(MAQUIA)
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