美容家として日々進化を遂げるIKKOさんにインタビュー。波乱万丈な60年を振り返るIKKO年表から、美容や人生の楽しみ方のヒントをもらって!
美のカリスマとして60年
美容も人生も楽しむこと♡
Welcome to IKKO
ピンチはチャンス!
美容家として日々進化を遂げるIKKOさんは御年60歳。いつまでも美しい姿と心でいるためのスピリットを伝授して頂きました。
1962年1月20日生まれ。福岡県出身。美容師を経て、ヘアメイクとして独立。その後美容家の活動のほか、タレント活動でも老若男女に愛される。「雅冬炎」として書道家としても活躍中。
波乱万丈の60年をプレイバック
IKKO年表
19歳
美容師 住み込み時代
「常識の違いに苦しむ」→
苦しみが人生を変えた
19年間「オカマ」という言葉に苦しみ、閉じこもった私が「髪結處サワイイ」で社会人の常識を全て叩き込まれたような気がする。ここが、私にとっての人生の原点。
27歳
ヘアメイク
「美容師からヘアメイクの修業へ」→
夢だった雑誌のカバーを担当
ヘアメイクへ転向し「アトリエ GORO」に所属。日本トップヘアアーティスト・伊藤五郎氏に師事、入社2カ月でキモノ雑誌『美しいキモノ』で女優さんの表紙を担当。これが後の女優メイク IKKOを確立。
30歳
独立「アトリエ IKKO」
「無我夢中に努力」→
それが幸せに
女優さんを通じ『家庭画報』の表紙を担当。仕事の幅も広がり『ヴァンサンカン』のファッションページなどで活躍。弟子も10人程の大所帯になり、指導者としての責任を感じる。
39歳
パニック障害
「責任の違いに苦悩の日々」→
新しい世界がチャンスに
経営者としての人生が始まり、最初は、どんな苦労も楽しかった私が、大きな仕事の柱ができ始めた頃から、すべての責任や教育の深さに重圧を感じ、パニック障害との闘いに。そんな中『IKKOの振袖ロマンティック』で出版という新しい世界に。
42歳
TV出演が激増
「人生のターニングポイント」→
持ち上げられてもポリシーは曲げない
著書『IKKOの振袖ロマンティック』の出版がきっかけで出演した、情報番組『ジャスト』の密着取材が高視聴率に。これを機に「IKKOの幸せメイク」が始まっていく。『ソロモン流』、バラエティーなどに多数出演。
45歳
『おネエ★MANS』に出演
「多忙を極める」→「どんだけ~!」
が流行語大賞にノミネート
『おネエ★MANS』に出演した3年半で、ファン層が一気に拡大。当時の仕事は多忙を極めていて、点滴を打ちながら仕事にまい進。また、この頃から韓国でもお仕事をするようになり、肌磨きに開眼! 毎日のスキンケアにより熱心にこだわるようになりました。
50歳
衣装を着物に統一
「改めて奮起」→
着物へのイメチェンが
アイデンティティを確立
40代、あまりの忙しさに倒れてしまい、30カ所ツアーの半分を延期にしたため、借金を抱える。これをバネに再度海外に向けて奮起。50代からは太りすぎてしまい、着物をトレードマークに。50の手習いに始めた書が、後に雅号をいただき「雅冬炎」として活躍。化粧品のプロデュースをスタートし、美容家の道へ。
60歳
これからがスタート
「年齢を重ねて」→
不老長寿の肌を目指す
形は違えど、美容の道に携わって41年。テレビに携わって約20年。これからも自分が感じたことをみなさまに発信して、喜んでいただけるように! 唯一無二の美学を目指して! 悩みなんて背負い投げ~(笑)。
私の人生に欠かせない思い入れコスメ
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MAQUIA 5月号
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物) 橋口恵佑(物) ヘア/きくち好美 メイク/高場佑子 着付け/森合里恵 取材・文/通山奈津子 構成/萩原有紀(MAQUIA)
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