「MAQUIA」7月号で連載中の『EMI SAYS...,』では、読者のみなさんから届いたお悩みや疑問に、鈴木えみさんが真剣アンサー。今回のお題は「結婚とは」。
えみはどう考えて、どう思う?
EMI SAYS...,
みなさんから届いた質問やお悩みに、えみが真正面から向き合う人気連載。今再び、根本的な意味を考えてみたい今回のお題に、えみが思うこととは。
Q.結婚って何でしょうか?
A.「協力し合って生きていきましょう」っていう、
パートナーシップだと思う。
自分の家庭があって、生活を協力し合えるって、いい
結婚とは、ゴールじゃなくてパートナーシップ。例えば「浮気はしません。これから共に協力し合って生きていきましょう」っていう契約なんだと思います。パートナーという協力者がいることで、ラクになることや出来ないことが可能になって広がる世界もあるし、何より楽しい。自分の枠ってなかなか出られないけれど、お互い高め合えることも結婚の良さですよね。
ただ、もちろん人間同士。自分も含めて完璧ではないし、そんな人は存在しないのも理解してるつもり。どれだけ愛せても嫌な部分は必ずあるけど、それも含めて一緒にいたいかどうかも重要なのかも。一人で100出来るものを200にしましょうっていうのが結婚なのに、50になっては意味がないから。
結婚願望はもともとあったけど、二十歳前くらいからこだわりが無くなってしまって。だから夫と出会ったときも「事実婚派です」って伝えていたのに、付き合う前と付き合って2週間後に2度プロポーズをしてくれて。こんなに言ってくれる人もいないだろうし、身を委ねてみようかなって思えたんです。でも、当初周囲に大反対されたこともあって(笑)、3カ月経ってから結婚しました。だから付き合う期間は関係ないと思うし、自分の直感を信じてよかったな、とも。結婚をするのが良いとか悪いとかではないし、すれば幸せでしないと不幸せでもない。でも、自分の家庭というものがあって家に帰ったら人がいて、毎日を生きる協力者がいるっていいな、ってわたしは思います。
MAQUIA 7月号
撮影/Yuto Kudo ヘア/MIHO EMORI〈KiKi inc.〉 メイク/Tamayo Yamamoto スタイリスト/宇都宮千明 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)