「MAQUIA」4月号では、美肌をつくる効果も絶大な地味メシレシピをご紹介。栄養価が高く、常備しておくと便利な乾物を使ったレシピをお届けします!
日本の伝統食こそ最強のビューティフード
大豆・海藻・乾物・発酵食品…
J美肌をつくる"地味メシ"のすすめ
お話を伺ったのは…
料理研究家 荒木典子さん
調理師学校や出版社を経て料理研究家に。料理教室主宰。著書は『まいにちの和食』(KADOKAWA)。今回の地味メシレシピを提案。
乾物
栄養価が高く、常備しておくと重宝
長期保存ができ、冬など食材が少ないときでも食べられるものとして発展してきたのが乾物。だしがとれるうえ、ビタミンや鉄分など美肌成分が凝縮されていて効率よく摂取可能。
【切り干し大根】
大根を天日干しにしたのが切り干し大根。生の大根よりカルシウムやカリウム、ビタミンB群、食物繊維などが多く、便秘予防に。
歯ごたえとごまの風味がやみつきに
切り干し大根のごま酢あえ
材料:作りやすい分量
切り干し大根(乾燥)…30g
A
白すりごま…大さじ1
米酢…大さじ2・1/2
薄口しょうゆ…大さじ1
砂糖…小さじ1
作り方
1 切り干し大根は水を何度か替えて洗い、水でもどし、水気をよく絞ったら、食べやすい大きさに切る。
2 ボウルにAを入れて混ぜ、①を加えて混ぜ合わせる。
【干し椎茸】【高野豆腐】
干し椎茸は生の椎茸より、ビタミンD、カリウム、葉酸、食物繊維などが多く、旨味もたっぷり。高野豆腐は、豆腐を凍らせて熟成させ、乾燥させたもの。良質のタンパク質や、ビタミン、ミネラル、イソフラボンなど多くの栄養を含む。
旨味がしみ込んだ滋味深い一品
高野豆腐と干し椎茸のふくめ煮
材料:作りやすい分量
干し椎茸…6枚
高野豆腐…6枚
絹さや…4枚
A
だし…500ml
砂糖…大さじ2
みりん…大さじ3
薄口しょうゆ…大さじ1
塩…小さじ1/2
作り方
1 干し椎茸は水を張った容器に入れて冷蔵庫でゆっくりもどし(時間のないときはぬるま湯でもどす)、軸を切って水気をよく絞る。高野豆腐は大きめのバットなどに入れて熱湯をかけてもどす。湯がさめたら両手ではさんで水気をよく絞り、半分に切る。
2 鍋にA、①を入れて、落し蓋をして弱火で15分ほど煮る。仕上げにヘタと筋を取った絹さやを加えて火をとおす。
MAQUIA 4月号
撮影/豊田朋子 スタイリスト/洲脇佑美 料理/荒木典子 取材・文/和田美穂 企画/髙橋美智子(MAQUIA)
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