「MAQUIA」2月号では、神崎 恵さんも注目しているフレグランス「ミス ディオール」の新作を紹介。南仏グラースにて行われたお披露目会の模様から制作のウラ話まで、たっぷりお届けします。
南仏グラースでのエクスクルーシブな発表会に出席
神崎 恵の
Miss Diorの聖地を訪ねて——。
1947年メゾン創立とともに誕生した、ディオール初のフレグランス「ミス ディオール」。その新作お披露目会に、日本を代表して神崎恵さんが招かれた。そんな彼女とともに、新しい香りの魅力や伝説的なつくり手が明かした制作のウラ話をお届けします。
「これまでのどのミス ディオールよりもマチュアな印象を受けました。ピュアで愛らしい雰囲気とはまた違った、もっと知的で深みや包容力を備えている魅力的な女性像……。そんな豊かさを纏うことが自分を高みに引き上げてくれそうで、期待に満ちた名香のデビューに心が躍ります。」
by Megumi Kanzaki
製品発表は最新設備を備えたフレグランスのラボ、レ フォンテーヌ パルフュメ(香水の泉)で。今回もナタリー・ポートマンがミス ディオールを体現するミューズに。ドゥマシー氏との対談は、ムッシュディオールが愛した、ラ コルノワール城で行われた。
ディオール
パフューマー クリエイター
フランソワ・ドゥマシー氏
香水の聖地、グラースで幼少期を過ごし、香水の原料や香水づくりの秘術を学ぶ。2006年ディオールのフレグランスクリエイターに就任。最高級の希少な原料と、ディオール フレグランスの卓越したノウハウとで、才能あふれる豊かなクリエイションを実現し続けている。
「バラの花束を抱えたときの幸福感や華やかな気持ちを、可能なかぎり再現したかった」
——François Demachy
2020年1月24日発売
ミス ディオール ローズ&ローズ
50ml ¥9000/パルファン・クリスチャン・ディオール
華やかで大人っぽい、フェミニンなローズの魅力を余すことなく感じられる香り。グラース産の貴重なローズに加え、トルコとブルガリア産のダマスクローズのアクセントをプラスし、より力強いエネルギーで豊かな調香を後押ししている。
フレッシュ&マチュア
大人の女性にふさわしい新しいローズの表現
1947年のデビューからさまざまな物語を紡いできた、名香「ミス ディオール」。その最新作となる「ミス ディオール ローズ&ローズ」がいよいよ発売になる!
ディオール パフューマー クリエイター、フランソワ・ドゥマシー氏は、「今回のミス ディオールは、大きなバラの花束を両手いっぱいに抱えたときのような、見渡す限り一面のバラ畑に足を踏み入れた瞬間の感動を表現したいと考えた」と言う。バラの花束がもたらす、高揚感やエネルギーに満ちた表情を再現するために、どうしても必要だったのが、海と山に囲まれた肥沃な土地、グラースで栽培されるセンティフォリア ローズ。ディオールのためだけに栽培される、“100枚の花びら”という名のバラを、すべて手摘みで収穫し、最高品質のエッセンスを抽出。最高峰のグラースローズにだけに許された、パワフルで芳しい香りをベースに、フレッシュなシトラスをきらめかせ、彼が目指したスパークリングフローラルを表現した。幕開けは心弾むようなフレッシュ&スパイシーな印象、フレグランスが肌になじむと、バラの香りが深くやわらかく、色香のように変化するところも魅力だ。
世界的な調香師ドゥマシー氏が“ローズ&ローズ”という名に込めた、バラの花束への並々ならぬ想い、五感で感じてほしい。
MAQUIA 2月号
モデル・ヘア&メイク/神崎 恵 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。
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