今、“シャントリ”の大ヒットで美容界をザワつかせている“ザ パブリック オーガニック”。「MAQUIA」12月号では、東京・青山から発信する自然派ブランドの、その愛される理由を紐解きます。
ストレスフルな女性たちに
贈るホリスティック精油美容
「ナチュラルオーガニックコスメというと、自然の中で作られているイメージが強いと思いますが、僕らは世界でも屈指のストレスシティである東京で、そのストレスを解消すべく“ザ パブリック オーガニック”を作りました」そう語るのは自身も植物療法士であるカラーズ代表の橋本氏。デザインファーストなの?と思うほどスタイリッシュなプロダクトの数々。しかしそんな第一印象は実際に使ってみると即座に打ち消されるはず。選りすぐりの100%天然精油を配合、ストレスや心に作用する、上質なデイリーオーガニックの形がそこにある。
カラーズ株式会社 代表取締役 橋本宗樹さん
ザ パブリック オーガニックを知る5つのキーワード
keyword 01
東京発のオーガニックコスメ
多くのコスメブランドが郊外に研究室を置く中、“カラーズ”は青山・骨董通りの自社オフィスに専門ラボを併設。代表はもちろん、社員全員がたった数歩で研究者とコミュニケーションをはかれる。企画から商品開発までを一貫して都心で行う、他に類を見ない気鋭のブランド。
keyword 02
ブランドの骨格を担う
選りすぐりの精油
ラボには、世界中から集めた800種類もの精油や、300種以上の植物原料が揃う。多忙な現代女性の心身を癒す本格的なホリスティック精油美容を叶えるのは、経験豊かな植物療法士が選定した精油のブレンドの賜物。香りの名作は、まさに、ここから誕生する――。
豊かな香りの表現力を持つ、シャンプー&トリートメントに用いられた精油たち。
keyword 03
“幸せホルモン”で
シャントリに革命
国連から発表された世界幸福度ランキング(2019年)では、日本は58位。そんな中、2019年3月、髪を洗うだけで、精油の香りが「幸せホルモン」の分泌を50.3%アップ!というエビデンスを持つシャンプー&トリートメント“スーパーポジティブ”がデビューし話題に。ベストコスメを数々受賞し、有名ネットショップではビューティカテゴリーで1位、某バラエティショップでは380%増の売り上げを記録するなど、話題は尽きない。
keyword 04
ストレスの多い
日本人の睡眠を救う
「日本人の5人に1人が睡眠に不満を抱えている」という現実に一石を投じたのが、睡眠と精油の専門家、植物療法士が共同開発した“スーパーディープナイト”シリーズ。嗅覚を通じてわずか1.5秒で脳に到達し、心や身体を健やかに整える精油をブレンドした寝室用のディフューザーやピローミストを開発。多くのファンを集めた。
keyword 05
オーガニックを
身近なものにするアイテム力
「毎日使うもので、いつもと同じことをしているだけで、精油の力で少しでもストレスが軽減できたら……」そんな、橋本代表の思いは、私たちが日常で使う身近なアイテムに搭載されている。シャントリをはじめ、リップクリームやヘアオイル、ボディオイルなど多彩。
本誌取材日には、偶然オープンなラボでリップクリームなどの製作過程を拝見できた。
MAQUIA12月号
撮影/藤澤由加(取材) 河野 望(物) スタイリスト/山本瑶奈 取材・文/靏田由香 構成/横山由佳(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】