「MAQUIA」4月号の人気連載『小林ひろ美のキレイはかけ算』では、1年でもっともゆらぎやすい季節に向けた対策をご紹介。脳・肌・体の三方向から攻める美容でキレイを手に入れて。
小林ひろ美のキレイはかけ算
脳・肌・体の三方向から攻める美容こそ、キレイを手に入れる最短かつ最善の策! 今回は、1年でもっともゆらぎやすい季節に向けて対策。
美容家
小林ひろ美さん
日々の生活の中で見るもの、触れるものすべてを楽しみながらできる美容へと変える、美の達人。絶品コスメを見つける才能も。
\読者からのお悩み/
「春は、毎年何かとゆらぎがち。
深刻化する前に手をうちたい!」
\answer/
「ゆらぎは急がば回れ!
根幹へのケアが大切」
「この時期は、寒暖差や花粉、紫外線、新たな人間関係によるストレスなど、肌も心もゆらぎやすい要素がいっぱい。でも、ゆらぎはなかなかのやっかいもので、小手先の対処では解決しにくいんです。 肌は刺激を徹底ガードして乾かさない、心のストレスをゆるめてあげる、肌と密接な関係の腸を整えるなど、ゆらぎを引き起こす根幹に働きかけましょう」
体SWITCH
腸内の菌コントロールで
心も肌も安定状態に
「腸の状態は、心とも肌とも密接な関係があります。便秘ぎみだと、イライラしたり、肌が荒れたりすることってありませんか? ですから、肌も心もゆらぎにくくするには、腸内環境を整えるのが最優先。味方につけるべきは、腸内の菌状態をコントロールする発酵サプリメント。また、実は唾液の質が悪いと悪玉菌が増えるそうなので、口内環境を整えることもおすすめです」
脳SWITCH
睡眠の質を上げ、回復力を高めて
「ゆらがないためには、上質な睡眠をとって免疫力をつけ、修復力も上げていきましょう。ただ、体調が落ち気味なときって、眠れなくなるんですよね。オススメは、スペインのお昼寝習慣から生まれたオーストリッチピロー。スポッとかぶるだけで音と光が遮断されるから、ぐっすり眠れますよ。また、ピローミストの香りで、リラックスを招くのも効果的」
肌SWITCH
肌は与えるよりも、まず
守りを徹底しましょう
「守りなくして、攻めはありません。ゆらぎやすい季節のケアは、1ミリたりとも乾かさず、油分の膜で鉄壁のガードに徹することがいちばん。日中は、乳液をコンタクトケースなどに入れて携帯し、ちょこまか付け足しを。夜は、もっともバリア効果の高い油分リッチなバームをスキンケアの仕上げに。特に、目や唇のキワ、小鼻は荒れやすいので手厚く」