メイクやスキンケア、ダイエットもして自分磨きを頑張っているけれど、一向に自信が持てない……それは、マインドから「美人」になれていないからかも!?美しくなるための「美人マインド」について、小田ユイコさんがプロに取材!自分に自信を持つための考え方や行動も解説しています!

美人マインド 美しい人の考え方・行動 マキア 小田ユイコの“マニアックビューティREPORT”
今月のキーワード「美人マインド」
私は、この一生のうちに、自他ともに認める「美人」になれることはあるのだろうか、とふと疑問に思うことがあります。こんなに長く美容にたずさわっているのに、自信満々に「私は美人」とはとても言えない小田です(笑)。
「美人」かどうかを決めるのは、持って生まれた顔の造作やスタイルなどではなく、「美人マインド」があるか否かなのだと語る、パーソナルクリエイターの今村大祐さん。「美人」になるための考え方と実践法をじっくりうかがいました!

(社)プロフェッショナルウォーキング協会代表理事。プロウォーキング講師として活躍しながら、モデル・コンテスタントを指導。著書に『美人マインド』(ディスカヴァー刊)ほか。
人は顔立ちだけではなく「姿勢」と「表情」で美人と判断
「多くのミス&ミセスコンテストを見ていると、優勝するのは目鼻立ちが端正に整った、顔立ちが綺麗な人とは限らない。つまり人は他人を美人かどうかジャッジするとき、別のところを見ているのです」と今村さん。
——その別のところとは、“美人オーラが出ているかどうか”なのだといいます。
「オーラは目には見えないもの。でも多くの人が『この人には美人オーラがある』と感じます。それは具体的にいえば『姿勢』と『表情』が作り出す自信。自分の美しさを認めた人特有の自信が、『姿勢』と『表情』に現れるのです」。
——姿勢と表情には、その人のマインドが写し鏡のように現れるのだそう。
「美人となるための、唯一無二の絶対条件は『自信』です。自他ともに認める美人は、持って生まれた容姿や自分らしさを、間違いなく誇りに思っています。そして、年齢にかかわらず、何をモットーにして生きていくのかの“人生の主軸”がクリア。理念のない会社は経営がブレて長くは続かないように、人生の主軸がない人は美しさがブレやすいのです」
美人マインドって何?
自分の魅力を客観的に認め、自信を持っていること
「私が綺麗かどうかを決めるのは他人ではなく自分」と知っているのが「美人マインド」の持ち主。仮に「美人じゃない」といってくる人がいたとしても、その人の基準に振り回されるのはナンセンス。
美人マインドのある人の特徴って?

1 「これが私」と胸を張って言える
他人が感じている自分の魅力を熟知していて、それを決して否定せず、「これが私」とブレない自信がある。
2 「私は美しくなれる」と決めている
「もっと綺麗になりたい」と思ったとき、今の自分にも自信があるため、必ずなれると自信が持て、その過程を楽しめる。
3 過去ではなく「未来の自分」の可能性を信じている
過去に美人だったかどうかが未来の美人をつくるわけではない。今よりも成長した自分の姿を信じることが美人マインド。
謙虚は美徳。でも謙遜は美人マインドを下げるだけ
——自分に自信を持つためには、生まれ持った魅力を否定せず、受け入れることが大事だと今村さん。
「『私は大人っぽく見られたいのに、まわりは私のことを可愛いというんです』という人は、大人っぽいと言われることは一生ありません。たとえ大人っぽいメイクをしても『頑張っていて可愛いね』と。しかし自分が『可愛い』ことを認めた上で、大人っぽさを足すと、『可愛いのに、どこか大人っぽくて素敵だね』となる」。
——自分の持ち味を否定する傾向は、日本人特有。
「自分の魅力を認めた上で相手を立てる『謙虚』はいいけれど、自分を下げて相手を立てる『謙遜』はみすみす美人になるチャンスを失うもと」。
——これまでずっと自分に自信が持てなかった人が美人マインドになることはできますか?
「もちろんできます! 手っ取り早いのは、行動を変えること。まずは胸を開いて、歩幅をいつもより広げ、スピード早めに歩いてみましょう。最初のうちは大変ですが、『明るくなったね』とか『今日も元気だね』とまわりから声をかけられるように。その声が、あなたに自信を授けてくれるのです」。
——姿勢を意識して大股で歩いてみると、確かに気持ちが前向きに。パーティでも初対面の人からも声をかけられ、肌がキレイですね!と褒められました。美人マインドって、このことか!と幸せな気持ちになりました。
自分に自信を持つ方法は?
美人マインドを育てる小さな成功体験の積み重ね方
ネガティブな感情を積み重ねれば下がり、小さくても成功体験を積み重ねれば上がる。美人マインドはとてもわかりやすいセルフコントロール術。
「朝ほめ」で1日をスタート

他人からの賞賛はもちろん、自分で自分をほめることも美人マインドを養う成功体験。毎朝、自分をほめることでスタート。
「歩幅」を広げる

歩幅を広げて歩こうとすると、自然と胸が開き、堂々とした姿になり「この人は自信にあふれた美しい人」という印象に。
ワクワクすることをする

ワクワクすることをする=「ハッピーポーズをとる」と、もっと綺麗になろうという前向きなモチベーションが湧いてくる!
ほめられたら喜ぶ→感謝→ほめ返し

「そんなことないんです~」はNG。素直に喜び、感謝の気持ちを述べて、必ず相手をほめ返すと、美の循環が生まれる。
MAQUIA 1月号
取材・文/小田ユイコ イラスト/きくちりえ〈Softdesign〉 企画/奈良彩花(MAQUIA)
公開日:






















































































