場を掌握するパフォーマンスや端正なビジュアルはもとより、誠実で飾らない人柄と真摯な生き方が、世界を魅了し続ける2人。日本での活動20周年を迎えた東方神起が語る、ステージに対する想いとファンへの感謝。そして、彼らの歩みを支えてきた強靭な“美意識”について。

国境も時代も超えて、その輝きは強さを増していく
東方神起
20年目のBE-AU-TY

(左)ユンホ 1986年2月6日生まれ、韓国出身。(右)チャンミン 1988年2月18日生まれ、韓国出身。2004年に韓国でデビューし、2005年に本格的に日本進出。日本デビュー20周年を記念した全国ツアー『東方神起 20th Anniversary LIVE TOUR〜ZONE〜』の追加公演が4月25〜27日に東京ドームで開催予定。
ファンの皆さんと一緒に時を重ねて、思い出を共有できることがありがたいです
──YUNHO
外国からやって来た僕らが日本で20周年を迎えられたことに心から感謝しています
──CHANGMIN
これから踏み出す一歩一歩が新たな挑戦に

YUNHO(以下:Y) 20年間で印象的だったのは、除隊後に開催したツアーでファンの皆さんが「おかえり」といつも通りに迎えてくれたこと。ホームだな、と感じました。
CHANGMIN(以下:C) 徴兵前の最後のツアーの時に、スタッフさんが大泣きしていて。東方神起のことを心から思ってくれているんだなと感じて、グッときましたね。
Y 長く続けてこれたのは、本当に皆さんのおかげ。この20年、みんなで一緒に歳を重ねる中で環境も変わるじゃないですか。結婚して、お子さんとライブに来てくださる方もいて。皆さんと思い出を共有できていることがありがたいですね。
C 歳を重ねて、体力が落ちてきたことも感じます(笑)。二日酔いも長引くようになったから、それを計算して行動するようになりました。
Y 僕はツアー後にあちこちの不調を感じて、去年から経絡マッサージに通い始めたんです。全身の巡りが良くなったせいか、不調だけでなく顔のたるみも改善している気が。
C 個人的には、肌トラブルの対処に関してはクリニック派。ただ、僕自身は無理に老化に抗う気はなくて。むしろ自分の変化を受け入れて、大切にしていきたいんです。
Y そうなんだ。僕は周りから大丈夫だと言われても気になっちゃう方かも。パフォーマンスの今後に関しては、僕らがお見せできるものは全部やったという感覚があるんです。これからは応援してくださる方への恩返しとして、クオリティをより高める点に集中していきたいですね。
C これまで十分いろんなことを果たしてきましたし、そもそも大きな目標を立てる性格でもなくて。今後は自分たちが踏み出す一歩一歩が、新たな挑戦になると思っています。
MAQUIA 5月号
撮影/黒沼 諭〈aosora〉 ヘア&メイク/奥山信次〈barrel〉 スタイリスト/佐藤修一 取材・文/真島絵麻里 構成/火箱奈央(MAQUIA)
(ユンホ)ジャケット¥107800/SiiKデザイン事務所(disemBySiiK) シャツ¥41800/3RD[i]VISIONPR(ガラアーベント)
(チャンミン)ジャケット¥96800/SiiKデザイン事務所(disemBySiiK) シャツ¥41800、タンクトップ¥13200、パールネックレス¥11000、タッセルネックレス¥12100/3RD[i]VISIONPR(ガラアーベント) その他/スタイリスト私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
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