舞台『DREAM BOYS』で再び共演を果たした渡辺翔太さんと森本慎太郎さんが、二人揃ってMAQUIAに登場。外見も中身も対照的。だからこそ互いに補い合える最強のタッグは、“舞台への出演を決めたのは、彼が相手だったから”と口を揃える。Jr.時代から同じステージに立ち、苦労を分かち合ってきた彼ら。共に汗を流し笑い合って築いたその絆と、それぞれの美学に触れたくて。今回は渡辺翔太さんのインタビューをお届け。

渡辺翔太さんインタビュー。「自分に正直にいることが、結果的に“個性”に繋がっていく気がする」

お話をうかがったのは

Snow Man

渡辺翔太

1992年11月5日生まれ、東京都出身。2020年にSnow ManのメンバーとしてCDデビュー。今夏放送された主演ドラマ『青島くんはいじわる』など、俳優としても活躍中。サウナをこよなく愛しており、仕事終わりの“サ活”が日々の癒やしに。

Special 特写
渡辺翔太

Q.自分の個性を磨く方法を教えてください。

A.自分に素直でいることが大切。
僕が心がけているのは、自分の思いをできるだけそのまま言葉にすること。“テレビだからこう変えて言おう”ということは、可能な限りしないようにしています。発言によって賛否はあるし波風が立つこともあるけれど、だからといって素直な気持ちを曲げるようなことはしたくない。そうやって自分に正直にいることが、結果的に“個性”に繋がっていく気がするんですよね。それこそ美容が好きっていう話も、周りを気にせずに話していたら徐々に興味を持ってもらえるようになってきて。嘘のない言葉を発しているからこそ、共感を得られる部分もあるのかなって思っています。

Q.最近アップデートしたことは?

A.ふっくら顔を目指すのを辞めました。
アップデートというと、僕の場合はやっぱり美容関係かな。中でも一番大きかったのは、顔に対する意識の変化。以前は顔に丸みがある方が若々しく見えると思っていたから、顔に肉をつけるようにして年齢に抗っていたんですよね。でも、ここしばらく仕事が忙しくて痩せていったら、顔もシュッとしてきて。その状態で雑誌の撮影をした時に“これはこれでイイな……”と思うように(笑)。痩せている方が実は映りが良かったりするので、最近は顔に肉をつけない方向で頑張っています。

Q.渡辺さんにとって、続けることの良さとは?

A.続けたからこそ出合えるチャンスもあると思う。
この仕事を辞めようと思ったこと、何度もありますよ。でも、客観的に状況を見つめた時に “自分はこれしかやってこなかったから、今辞めても一般社会では通用しないだろうな”と思うんですよね。この業界で自分ができる何かを磨いた方がまだ見込みがあるかも……とそのたびに踏み留まりながら、ここまで来た感じ。ただ、そうやってどうにか続けてきたからこそ出合えた仕事もたくさんあって。例えば今回僕らが出演する舞台『DREAM BOYS』は、建て替えが決まっている帝国劇場のラストを飾るクロージング公演なんです。そういった記念すべき作品に出演できることはなかなかないことだと思うので、続けていくことには意味があるんだなって感じます。

Q.MAQUIAが20周年テーマとして掲げる「明日の私をMAKE」するために取り入れていることは?

A.好きなことを詰め込んで、自分の機嫌を取る。
“今日より明日、成長していたい”っていう気持ちは常にあります。そのためには無理にでもモチベーションを上げることが必要で、好きなことを詰め込んで自分の機嫌を取るのが僕なりの気分の高め方。どんなに忙しくても合間を見つけてサウナに行ったり、コーヒーショップに入ってコーヒーを買ったり。小さいことでいいんですよ。心の中と顔つきって密接しているから、内面が満たされると顔も比例して明るくなる気がします。

Q.美容を頑張る人にエールをお願いします。

A.自分に厳しくなりすぎず、日々の美容を楽しんで。
美容を頑張ってキレイになるのはすごく素敵なことだけれど、ルールを設けすぎるとどうしても苦しくなっちゃう時もあると思うんですよ。日焼けを防ぐためにラッシュガードを着て、日傘を差して、マスクとサングラスもして……っていう人を見かけた時に、「もったいないから、キレイな顔をちょっと見せてほしいな」って思うこともありますし。本人にとってそれがベストであれば問題はないけれど、あまり厳しくしすぎずに美容を楽しんでほしいですね。

information
舞台『DREAM BOYS』
2004年の初演以来、キャストや内容を更新しながら再演を重ねている人気作品。ボクシングを題材に、ひたむきに人生と向き合う青年らの姿を描く絆と友情の物語。建て替えが決定している帝国劇場のクロージング作品として、10月9日〜29日まで公演予定。

MAQUIA 11月号
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/晋一朗〈IKEDAYA TOKYO〉 スタイリスト/横田勝広〈YKP〉 取材・文/真島絵麻里 構成/萩原有紀(MAQUIA)
シャツ¥116600/MARNI ピアス¥26400、ネックレス¥176000/ブランイリス

最終更新日:

MAQUIA書影

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