ジャンルを問わず多くの作品に出演し、卓越した演技力と圧倒的な美しさが支持されている橋本環奈さん。「私が好きな私でいることがポリシー」と話す橋本さんの強さと美しさの秘密とは? ハッピーマインドな考え方や、心がけている美容法などを伺いました。強さとしなやかさを秘めた彼女が纏う最新メイクのポイントも解説します。
最新! 橋本環奈さんのメイクを徹底解剖
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。アクションからラブストーリーまで演じ切る卓越した演技力と透明感溢れる佇まいが支持され、映画やドラマなど数々の話題作に出演。
【橋本環奈さんの最新メイク】挑戦を恐れないために。強さとしなやかさをメイクが後押し
強く可愛く、美しくセンシュアル。今回の河北メイクのポイントは目元にカーキと、少しのブルーを入れること。リップとチークは血色感と程よさが絶妙。また目元だけ浮かないよう、しっかりと保湿した美しい唇に、滑らかなピンクベージュを。内側から溢れ出るような生命力を宿すメイクは、きっとあなたが前に進むのを後押ししてくれるはず。
使用コスメ&メイクHOW TO
アイライナー
そこまでがっつり引かず、インラインに細めに入れる程度でOK。目の下は黒目から外側に入れて。スティロ ユー ウォータープルーフ N 20 ¥3960/シャネルマスカラ
ビューラーせずにサッと上下に塗ることで、色気と目力を両立させて。濡れたような黒をほのかに効かせる。ヌワール アリュール 10 ¥6600/シャネル
アイシャドウ
Bをアイホール全体に入れた後、Dのカーキブラウンでシャドウラインを。この後にアイライナーを引いて、最後にEのブルーでそれをぼかす。目の下は黒目〜目頭の全体の1/3にAを細く入れて。サンク クルール クチュール 233 ¥9130/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定品)チーク
程よいツヤ感のハイライターを、チークとして頬の高めの位置に。骨格美もアップ。ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー 02 ¥7150/パルファン・クリスチャン・ディオール
リップベース
滑らかな質感へ導く高保湿リップ。リップメイクのベースに。メンソレータム 薬用リップ リペアワン(無香料)SPF25・PA++ (オープン価格)〈医薬部外品〉/ロート製薬リップ
しっかり潤った唇に、光を反射するベルベットなツヤのナッツブラウンをオン。深みカラーが意志ある表情をアシストする。ルージュ ココ フラッシュ 174 ¥5500/シャネル(限定色)
橋本環奈さんスペシャルインタビュー
強すぎる美とそのココロ
橋本環奈 Happy,Positive,Beauty!
Happyでいた方がいいでしょ、絶対
人と楽しさを共有することが私にとって、何よりの幸せ。
私、人間がすごく好きなんですよ。一人行動も楽しいけれど、楽しいことはできれば誰かと共有したい。人の話を聞くのも自分が話すのも好きだし、年上でも年下でもウエルカム。相手が友達だと思っていなくても、私は“人類みな友達!”くらいの勢いでいます(笑)。基本的に幹事体質なので、友達と旅行に行くとなると、飛行機からホテル、レンタカーまで全部手配して、行程表まで作っちゃう。食事のお店も営業時間を調べて3種類くらいピックアップしておくので、友達から「旅行代理店よりすごい」と言われることも。私自身はそこに幸せを感じるタイプで、人を集めたりするのも大好き。誰かと一緒にいる時間に心の充実を感じるし、人からパワーをもらうことが多い気がします。
お仕事に関しては、すごく大変なことも結果的に幸せな出来事になるのが面白いなと思っていて。プライベートだと“辛いことなんて無理!”となるのに、難しいと感じたお仕事を達成した時の多幸感って他に代え難いものがある。そこがこのお仕事の魅力だと思うし、毎回現場が変わっていろんな人に出会えるのも、飽きっぽい私にとってはすごく幸せなこと。ずっと新鮮な気持ちでいられるので、とてもありがたいですね。
Positiveにしか生きられない(笑)
生き方も考え方も人それぞれ。自分とは違う方が面白い!
私がポジティブだと感じるのは、“でも”や“だって”を言わない人。選ぶ言葉に内面が表れるので、そういう言葉が多い人は自信がないのかなって思うんです。
私もマイナスな言葉を発することはあるけれど、人がいない場所でだけ。弱みを見せたくないし聞かせるのも申し訳ないから、一人の時に出し切るようにしています。とはいえ、その考え方を人に押し付けるつもりはなくて。いろんな人がいていろんな考え方がある、そのありのままを受け入れた方が寛容になれるじゃないですか。みんなが同じ必要はないし、違う方が面白い。だからなのか、私の友達は自分と似ていない人が多いんですよ。変わっている子が大好きなので、仲良しの浜辺美波ちゃんも、“なんでその考え方になるの!? 面白すぎ!”って感じで、一緒にいるとすごく楽しい(笑)。誰もが変わることなく、自分らしくいてほしいなって思いますね。
ハードルは上げない主義だからプレッシャーは感じません。
お仕事に関しては直感主義。“ときめくか、ときめかないか”で決めます。ただ、基本なんでも楽しめちゃう方かも(笑)。プレッシャーも一切感じないので、大きなチャレンジほどワクワクするんです。むしろ、慣れすぎないように緊張感を持とうと意識するぐらい。もちろん失敗することもあるけれど、失敗から学ぶことって多いじゃないですか。それがあったから次に繋がったんだと思うと、失敗とも言わない気が。お芝居もそうですが、“これが正解”と決めてしまうと抜け出せなくなるもの。周りの意見を聞きながら、柔軟に変えていけばいいんじゃないかな。みんな勝手に自分でハードルを上げちゃうけれど、人間って結局自分ができることしかできないんですよ。だから“やれるだけはやります”くらいのスタンスでいた方が、逆に伸び伸びできると思います。
Beautyの為には、乾かないこと
肌は保湿命! どんな時もクリームが手放せません。
仕事で常にメイクをしているので、普段は肌を整えてリップを塗る程度。薄めのベージュやピンクのリップを塗ることが多く、新色もマメにチェックしています。最近は大人っぽい色みに挑戦してみようかと思案中。深めの色のリップで気分を一新してみたいですね。
肌は水分で満たされた、もちっとした状態が理想。私はすごく乾燥しやすいので、頻繁にオイルやクリームを塗っています。飲みに行った時も手元にクリームを置いておいて、ちょっとでも乾燥を感じたらすかさず塗る! みんなから「顔テカテカだね」って言われるけれど、ここ2週間ほど肌の調子が絶好調なのは、クリームを塗りまくっていたおかげかも(笑)。
健康をキープする秘訣は1時間半単位の睡眠管理。
よく食べよく寝ることが私の健康法。特に睡眠を重視していて、効率良く休息が得られる1時間半単位がお約束。理想は9時間だけれど、通常は6時間か7時間半。入浴後の体温が下がった時に眠るようにしています。
食事は人生の楽しみなので制限はしていないけれど、ビタミン不足の解消目的で蒸し野菜用のセイロを買う予定。運動面は体を動かしたい時にキックボクシングをやるくらいですが、今後は強化していこうかなと。体力勝負の仕事なので筋肉があった方がいいし、脚ももう少しヘルシーな感じにしたい。ちなみに、たんぱく質はプロテインより鶏肉派。咀嚼しながら美味しく摂取したいので(笑)。
橋本環奈24歳、強さと美しさのヒミツ。
敬語で距離を置くのはもったいない気がします
輝くばかりの美しさで、イメージの異なる3種の衣装を着こなしてくれた橋本環奈さん。撮影の際は、メイクの存在が力になったと語る。
「色や質感の組み合わせで、いろんな雰囲気が出せるんだな、と再確認しました。特に河北(裕介)さんのメイクは、多面性が魅力。素顔の時にはなかった柔らかさや大人っぽさが加わって、想像が膨らみました。作品の時もメイクから役のインスピレーションをもらったり、気分を高めてもらうことがよくありますね」
撮影で見せるどこかミステリアスな表情とは異なり、素の彼女は至って気さく。誰に対しても壁を作ることなく接し、インタビュー中も小気味のよい言葉が淀みなく飛び出す。
「作品の現場でも、常に自然体を心がけています。意識する時点で自然体じゃないかもしれないけど(笑)。初対面の相手には、自分の話をすることが多いかな。こちらから開いた方が、向こうも話しやすくなる気がして。あえて敬語を使わずギュッと距離を詰めて、無理そうだったら撤収します。1クールのドラマだと3カ月ほどしか一緒に撮影できないのに、敬語で距離を置いて接するのはもったいない気がしちゃうんですよ。最初は“コイツ生意気だな”と思われても、中身が見えてくると失礼なわけではないんだと理解してもらえることが多いですね」
常にフレンドリーで好奇心旺盛な印象があるけれど、こんな発言も。
「相手を知れば知るほど興味が湧いてくるから、その人の話を聞いて深く知ろうと思うんですよね。もちろん、合わない人だっていますよ。“この人無理!”と思ったら、顔に出さずに即帰ります(笑)」
私が好きな私でいること。それが、唯一のポリシー
周囲を照らすハッピーなオーラの秘訣を尋ねると、「根拠のない自信は大事だと思います」とのこと。
「“楽しいと思うことで楽しくなる”って言うじゃないですか。だから常に笑顔でいると、幸せに過ごせる気がします。私がそうやって自分で自分の機嫌を取れているのは、日頃から無理をしないようにしていることが大きいかも。今の時代、みんな頑張りすぎなんですよ。“頑張らないといけない時はあるけれど、それ以外の時は少し肩の力を抜いてもいいんじゃない?”と伝えたい。完璧じゃなくてもいいんだよって」
そう考えるようになった背景には、10代の頃の経験があるという。
「色々と言われやすい職業なので、15〜16歳の頃はどう見られているのかをすごく気にしていたんです。そのせいでストレスが溜まり、キャパオーバーになってしまって……。そこで気づいたのが、聞くべき意見は聞くけれど、そうでないことはスルーする力も必要だということ。そのバランス感覚が徐々に身についてきたことで、気持ちが軽くなりました。きっと、そのぐらいラフでいる方が自分も気楽だし、周りも気を遣わずにいられるんじゃないかな」
人がどう思うのかは気にしない。重要なのは“自分がどう感じるか”。
「自分を嫌いになることは絶対にしないって決めているんです。“私が好きな私でいること”が唯一のポリシーで、それ以外に関しては人との出会いや流れに応じて変わっていくのが自然かなって。無理な人からすぐに離れるようにしているのも、一緒にいるとその人の考え方に似てしまうから。案外影響を受けやすいタイプなので、自分の周りには好きな人たちにいてほしいんです」
だからこそ、「周りの人を大切にすることは、自分を大切にすることに繋がると思う」と、橋本さん。余計なものを削ぎ落とし、本当に大切にすべきものをしっかりと見据える。その極限までのシンプルさこそが、揺らぐことのない強さの秘訣なのかもしれない。
では、そんな橋本さんが考える“美しい人”とは?
「人に対する思いやりや敬意を意識せずとも示せる人は、素敵だなと思います。親しくさせていただいている長澤まさみさんは、まさにそういう方。なのにまさみさんって、永遠に自分に満足しないんですよ。外見も内面も美しいのに、いつも向上心を持って努力をし続ける。自分に対する厳しさが本当に素晴らしいなって。私が言うのもおこがましいけれど、そういう方と一緒にいるとすごく刺激を受けるんですよね。いろんな人の考え方を吸収して刺激をもらうことで、どんどん成長できる気がするんです。仕事も同じで、ぬるま湯に浸かったままではダメ。刺激をもらいにいくつもりで、大変なことにも挑戦していくことが必要だと思っています」
ぬるま湯に浸かるより
挑戦を続けて成長したい
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編集部
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