「MAQUIAのカバーを飾ることが夢だった」という松本まりかさんが2度目のカバーガールに。ストイックさも相まって個性際立つ美容への向き合い方と、自身の輝かせ方を語ります。
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松本まりかさんが表紙を飾った
『MAQUIA 2023年5月号』 -
松本まりかさんが語る
「美容は私にゆるぎない自信をくれた」 -
松本まりかの果てしなき旅路
「努力することで自信が持てる」 - 松本まりかさんの撮影中の様子を動画でお届け
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松本まりかさんプロフィール
松本まりかさんが表紙を飾った
『MAQUIA 2023年5月号』
MAQUIA(マキア)5月号 通常版
表紙:松本まりか
定価:750円
撮影/柴田フミコ
松本まりかさんが語る
「美容は私にゆるぎない自信をくれた」
いつだって美容は私の心を支え、助けてくれた。きっとこれからもそう!
今はすっぴんで過ごす日も多いんですけど、20代の頃は必ずメイクをする人でした。仕事が少ない時期が長く、自分の存在価値や意義を否定されているような気持ちになっていたからです。でもいつか大きな役がくるかもしれない。どんな役がきてもいいような見た目くらいは保つ努力はできるんじゃないかと。気を抜くとすぐ体や顔に出てしまう体質だったので、おうちで美容を研究してましたね。そこにかける思いはもうここまでやるのって思われるほどだったと思います。美容を続けること、頑張ることで少しでも綺麗になりたかった。心が折れないように本屋さんで美の情報を手に入れることも欠かしませんでした。そんな日々を重ねた33歳の時、私のキャリアの転機となるドラマ、『ホリデイラブ』のお仕事をいただくことができ、30歳の頃、いつかMAQUIAの表紙を飾りたいと願ったことも、こうして叶えることができました。夢のまた夢のような願いだったけれど、小さな美容の積み重ねや努力が自信になり、今の私に繋いでくれたと思っています。
いかに綺麗になれるか、という目標を掲げると、本質を突き止めたくなる。中身が追いつかず表面だけ繕っているといつかバレると気づいたんです。ありのままの自分を認めてもらえるような人にならなければ一生は続かない。そこを目指すようになってからは、美容が大人の遊びというか、ずっと楽しんでいける趣味みたいなものになっていきました。例えば今の私だとピラティスにハマッていて、週3〜4回は通っているんですよ。今まで動かしたことのない筋肉を動かすことで心と体が繋がる感じが心地良くて、これは一生続けるつもり。まずは、絶対に綺麗になる。こんな人になりたい。大丈夫!って思い込むことも時には必要。細胞が勘違いして綺麗にもなれるし(笑)、それで叶えられる夢もある。そう思えない日は、そう思う努力をすればいい。今は不安でも大丈夫。美容がいつだって心を支え、助けてくれるから。
松本まりかの果てしなき旅路
「努力することで自信が持てる」
私、肌トラブルって気にしないんです。ぽつっとニキビができたとしても、自然治癒力に思い切り頼りつつ、刺激の少ないスキンケアをチョイスするくらい。あれこれやりすぎず、とにかく気にしないってことが調子の良い肌をキープする秘訣なのかなって思っています。体と心って通じてる気がしていて、いい意味で“大丈夫って思い込む”。それが結局はいちばん大事なんですよね。普段のスキンケアは本当にシンプル。コットンに化粧水を含ませて優しく拭き取っています。シンプルなケアに行き着いたのは、中学時代の苦い経験があったから。当時はニキビ肌だったので、洗顔を頑張ったり薬を塗ったり、思いつくことはすべて頑張っていたんですよ。でも、ニキビが治るどころかシワシワの皮膚になってしまって。それ以来、ストレスを与えないナチュラルケアの範囲で肌を甘やかさないように。それで細胞をいかに活性化させるかっていうことがテーマになりました。
究極シンプルが私を強くする
あと私、皆さんの想像を遥かに超える時間お風呂に入るんです。むくみがひどいのでそれをどうにかするのが一番の目的なんですが、私的には効果がありますね。今回のMAQUIAの撮影に関しても絶対にいいコンディションで臨みたかったので、昨日と今日、温冷ケアや半身浴をしながら合計8〜9時間はお風呂に入っていると思う。さらに岩盤浴も3時間よもぎ蒸しも! やりすぎ(笑)? でも、「水毒」っていう言葉があるように、体を温めて老廃物を排出しつつ巡りを良くするっていうことが、私にとっては何よりも効果的な美容法なんです。というわけで、家にいる時間はほぼお風呂の中で過ごしているといっても過言ではない。我が家のお風呂は狭めではあるけれど、毎日排水溝までお掃除して、タオルでピカピカに磨いて、愛すべき空間に。どんなに忙しくても時間が許す限りお風呂で過ごすことで、体も心もぐっと楽になれるから。
限界突破すればひとつ上のステージへ行けるはず
お風呂に入ったりピラティスに通ったりして、整えることができている日とそうでない日は全然違う! きついな、面倒だなと思って準備をせずに撮影に挑んだときのがっかり感といったら。今回も、MAQUIAのカバーを飾るということの責任感が私を長時間お風呂に入らせました(笑)。もともとの武器が少ないと思えばこそ、「大丈夫」と自分が思えるラインまで持っていくっていうことが、当然の責務だと思っています。写真も演技も、そのときの外見がすごく内面に影響するので、シュッとなった体だからこそ出せる表情ってあると思うんです。こういうお仕事を選んだんだから、最大限の努力ができる自分でいたい。負荷をかけてでも限界突破したほうがより輝けるし、自信に繋がると信じています。
高い壁を乗り越えることで感動したい
美容も演技も、その準備の過程でどれだけ自分のベストを尽くせたか、ということが私に大きな自信をくれるんです。なにも頑張らずにできてしまったことにはなんの感動もない。積めない。結果や評価がどうであれ、自分のやるべきこと、できることをやり切ること、時間を費やすこと、ベストな方法を模索することのほうが私にとってはずっと大切。それは絶対に裏切らない経験になるから。そのためにはこだわりを持ちすぎず、今以上のものがあるならそっちに行けるような柔軟性も失わないようにしています。昔は、自分の追い求める理想と現実とのギャップがありました。それでも折れない心を育みながら、そんな自分をどう捉えるか。まだまだ良くなれる、って信じる気持ちも実はすごく大切だったんだなって、改めて思います。
性別は関係なく、自分の顔ってきっと遊び道具。好きな肌、好きなメイク、どんどん楽しんだもの勝ち。外見じゃなくて中身ってよく言うし、もちろん中身が絶対的に大事ですけど、中と外は繋がっているから。外見がGOODなときとそうでないときとでは性格まで変わっちゃうんですよ。私の場合はいろんな役をやるから特に実感値が高くて、衣装やメイク、いわゆるビジュアルによって中身も思考回路もまるで別人のように。それくらい外見って実はパワーがあるっていうこと。外見を磨くことが心地よかったり楽しかったり、自分に魔法をかけてくれることも。その部分にフォーカスしてみると、また違う美容の楽しみ方ができるのかなって思うんです。
まだまだ美しくなれる。30代も40代も。
すべてを脱ぎ去って、自分がおばあちゃんになったとき。なにもなくても“美しい”っていうところを私は目指したい。そのために必要な努力はする。自信を持てればなんだってできるから。人のパワーって無限大だからこそ、はったりの自信だっていいんです。まずはメイクで自信を持ったりね。その自信を表面に留めずに、内面に落とし込んで自分を見つめ直して。最終的に外見と内面を繋げられたら最高。今ちょっとそういう幸せゾーンに入りつつあるんですよ。初めて仕事以外のことにも目を向けられるようになって、わくわくしています。これからの自分も楽しみで仕方ない。まだまだ美しくなれると信じて、30代も40代も謳歌したいな。
松本まりかさんの撮影中の様子を動画でお届け
2023年3月22日発売の『MAQUIA 5月号』通常版の表紙に松本まりかさんが登場。撮影中の様子を動画でお届けします。なんと表紙撮影前日はお風呂に8〜9時間入って備えてくれたとのこと! 透明感のある美肌と、ピラティスで鍛えているというしなやかな曲線美に現場では感嘆の声も。淀みのないHAPPYな美しさの秘訣はインタビューををチェックしてくださいね。
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松本まりかさんからメッセージをいただきました!
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編集部
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