ショートから髪をのばす時、よく挙げられるのが「髪が重く見える」「シルエットがキマらない」という悩み。そこでおすすめなのが、クセ毛風のパーマでスタイルに抜け感を与えること。外ハネのスタイリングとシースルーバングで仕上げれば、軽やかさ満点のこなれヘアができあがります。黒髪でも柔らかく仕上がるから、髪が硬い人やカラーに制限がある人にも最適です。

Image titleベースはリップラインの前上がりショートボブ。襟足は少し長めに残し、自然にハネるようにカット。柔らかい質感に仕上がるよう、梳きバサミではなくハサミを使って全体にスライドカットを施します。パーマは太めのロッドを使い、毛先をランダムに巻いてエアウェーブをオン。カラーは5トーンのチャコールベージュをセレクトし、ダークカラーでも柔らかなニュアンスを演出。髪の赤みを抑えてスモーキーな色みが楽しめるカラーは、地毛から少しだけ気分転換したい時にもピッタリです。

Image title根元中心に温風を当ててラフドライ。トップがつぶれないよう、頭頂部は毛束を持ち上げて左右からドライヤーを当ててみて。スタイリング剤は柔らかめのファイバーワックスを選び、手のひらによくのばしてから毛先中心にもみ込みます。その後毛束を細かく裂くようにして、自然な束感をメイク。顔まわりを自然な外ハネに仕上げると、より軽やかな表情が楽しめます。髪が多い人や広がりやすい人は、質感が少し重めのシアバターを使ってみて。ドレスアップする日は、セミウェットな質感でオールバックに仕上げても素敵! おしゃれ度高めの抜け感ヘアで、のばしかけレングスをもっと可愛く、ポジティブに♡

2018年秋冬 ヘアカタログ


スタイリスト/宮川勇人(ZACC vie) モデル/玉利亜沙美 文/永田未来(ichigo)

ZACC vie   http://www.zacc.co.jp/salon/vie.php

MAQUIA書影

MAQUIA2024年12月20日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア2月号の大特集は「ベストBUY&ベストFACEはこれだ!」。通常版の表紙は齋藤飛鳥さんです。

ネット書店での購入

share