この夏、ボブにカットするなら、仕上がりをアゴ付近に設定した「ミニボブ」がおすすめ。さらにゆるめのウェーブとウェット質感で毛束を強調すれば、クールな魅力が漂う旬のボブスタイルがお目見え。コンパクトなシルエットに仕上げることで、顔や頭を小さく見せる効果もバッチリです。アイロンいらずでおしゃれにキマるから、朝のスタイリングがラクなのも嬉しい。
ベースはアゴ下でカットした重めボブ。しっかりとラインを残しつつ、表面に少しだけレイヤーを加えて動きを出します。前髪は眉上1〜2㎝で薄めにカット。パーマは太めのロッドを使い、Sカールができるように中間巻きにして低温デジタルパーマをオン。カラーは7トーンのブルーアッシュをセレクト。さらに全体へ細かくハイライトを入れて、メリハリと透明感をプラス。暗めのトーンでも柔らかさを出せるから、髪色に制限がある人にもオススメです。
根元中心に温風を当ててラフドライ。スタイリング剤はウェットな質感が出せるヘアオイルやシアバターを選び、中間〜毛先にかけてなじませて。その後手ぐしを通し、毛束を細かく割くようにして毛束感をオン。カールを均一にせず、パーマの動きに任せるのがこなれ感のポイントです。手に残ったスタイリング剤を前髪にもつけ、軽く束感を出してできあがり。ウェット質感を生かしたスタイリングは、髪の広がりを抑えつつ、涼しげな印象を醸す効果もアリ。女っぽくてしっかりクールな、夏顔のボブを楽しんで。
スタイリスト/Momo(GARDEN omotesando) モデル/清水あさみ 文/永田未来(ichigo)
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